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せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
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三十九話 ルミリアからご褒美があるようです


「なんということでしょう!起き上がりません!」

元気のよいアナウンスが流れて会場がざわつく。

「気絶しているようですので試合は終わりですね。」

もう一人のアナウンスが流れ

やつの気絶が確認される。


「し、勝者 ハルバート セラフィム!」

少し驚いた感じのアナウンスが流れ

ざわついていた会場が拍手で埋め尽くされる

「はぁ…終わったか」

俺は冷や汗を流しながらため息をつく

精神世界での1日がこちらでは約1秒なので

ほんの一瞬の出来事なのだが…

いくら怒っていたからってやりすぎたな…

血は出るし、なんかグロいのあったし

なんか気持ち悪い…


「では!優勝者のハルバート セラフィムさん

こちらへ!」

そう言ってアナウンスの声の人が

奥の方から歩いてくる

「はい」

そう言って俺は壇上の様な所に立つ


そして様々なインタビューを受けた

今のお気持ちは?とか何をしたんです?とか

俺は少しはぐらかしながらインタビューを受けた。

しかし、これからが長かった。

その後、校長からトロフィーの様なものを

受け取り。ナッガーイ話を聞いて

それで終わったかと思えば、すぐに

俺のファンと言う女の子たちに囲まれ

「パーティに入れてください!」だとか

「サインください!」とか、酷い奴は

「結婚してください!」とか言われたが


「あっ、あの…」

とかしか言えず結局逃げてきたのだ

まぁちょうどいい感じに黒幕さんを

探す時間ができたのでいいのだが。


あの?鑑定の人?

心の中で声をかけると

【はい。もう発見しております。】

さっすが!仕事が早い!

俺は場所を教えてもらい移動する



「へぇ…あんたが…」

俺は男の前に立ち、ボソっとつぶやく。

歳は俺より2〜3上くらいだろうか…

「あなたは?」

男は、知らないふりをする

「いや、あんたが黒幕なんだろ?」

「黒幕?一体何をいっ…」

言いかけた所で俺は刀を喉元に突きつける

「お前が、仕向けたってのはわかってんだよ」

「やれやれ」

そう言って男は手をひらひらさせる

「なぜルミリアを巻き込んだ」

「それくらいなら教えてやってもいいか…

あの女は特別な力を持っている。

まだ、発現してないがな」

やれやれといった感じで男は言う

「そんな力があったとして、お前らに関係ないだろ」

「僕らは調停者と呼ばれているものでね

賢者様の命を受けて動いている

まぁ…僕らは命令に従う事しか出来ないが」

「じゃあ戻って賢者とやらに伝えろ

次、俺の仲間に手を出す様なら殺す。とな」

俺は半ば脅しの感じで言う

「いいだろう。そっちの方が面白そうだ」

そう言って後ろに下がり

「まぁそんな事を受け入れる程

やさしくないんだけどね…」

そう言葉を言い残して男は姿を消した


「はぁ〜疲れた。これはルミリアに

ハグして貰わなきゃ割に合わないな…」

そんな事をつぶやきながら俺は

ルミリアたちのいる会場へと足を運んだ




「おかえり!セラフィ!」

そう言って飛び込んできたのはルミリアだ

おぉ!もう叶ったぞ。疲れが消えていくぜ!

「ルミリア体は大丈夫か?」

「うん!セラフィのお陰だね!」

ルミリアは笑顔で言う

あぁ癒される…俺はこの笑顔を守りたい。


「優勝おめでとうっす!」

「ばっちぐー」

「おめでとうございますわセラフィム様」

嬉しいねぇこう喜んで貰えると。

「みんなのおかげだよ」

そう言って俺は軽く笑った



チームのトーナメントも無事終了し

ただいま、生徒会室にいます

「とりあえず、優勝おめでとう」

会長がやさしく声をかけてくれる

「まぁ、俺は約束を果たしただけですよ」

「普通は無理なんだけどね…」

会長はやれやれといった感じで答える

「でも、なぜ俺に頼んでまで優勝

したかったんですか?」

「言ってなかったっけ?優勝すると

その人の所属、ハルバート君は生徒会ね

生徒会の権利が強くなるし、優勝者がいると

悪い事をしようとする生徒の抑止力にも

なるからいいことずくめなの」

「なるほど…」

「そういえば、今日の夜シュバルツに

参加した選手のパーティがあるけど

ハルバート君は行くの?」

「強制ですよ…」

「ふふふ、それは残念ね」

そう言って会長は微笑む

「まぁルミリアが一緒に行きたいと

言っていたのでいくつもりですけどね…では」

そう言って俺は生徒会室を後にした


とりあえず、まだ時間あるし寮に戻るか…

俺は寮に向けて歩き出した


「あっ!セラフィ!」

扉を開けるとそこにはルミリアがいた

「ん?」

俺はベッドに寝転びながら言う

「あの…約束…覚えてる?」

「あぁ覚えてるよ?」

そう言うとルミリアは無言で近づき

触れるだけのキスをする

「えへへ」

そう言ってルミリアは笑顔で笑う

「ありがと…ちょっとつかれたから休むよ」

「うん!」

ルミリアからのご褒美タイムが終わり

俺はベッドで眠りについた。


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