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せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
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三十八話 セラフィムはお怒りのようです


「さぁ!個人トーナメントも残すのはあと1試合、

決勝だけです!」

元気の良いアナウンスが流れる


「やっと…」

俺は会長との目的を果たすべく優勝する

つもりだったが、そんなのどうでもいい。

ルミリアに傷を負わせただけでも、万死に値するのにあいつは大勢の前で恥もかかせ極め付けには罵倒した


とりあえず、死にたくなるだけではなく

産まれてきた事さえも後悔させる。ただそれだけ。


試合会場に入り、試合の準備をしていると


「おい、お前のせいで俺の名前に傷がついた

お前もあの女同様にいたぶってやるからな」

「そうですか」

俺の怒りが高まっていく

「お前みたいな雑魚は生きる価値がないんだ

雑魚は雑魚らしくしてればいいんだよ!」


すげぇな、産まれてきた事を後悔させる

だけじゃ足りないらしい。

じゃあ、お望み通りの絶望とやらを

見せてあげるとしましょう。


すると再びアナウンスが流れる

「ついに決勝ですね!どちらが勝つのでしょうか!

前大会優勝者に1年の新人どちらに

勝利の女神が微笑むのか!」

「それでは試合を始めます…試合開始」



「シャイニング リストラクション」

試合開始の合図と同時にルミリアたちを

縛った光の縄を出してくる


俺なら余裕で避けられるが、あえて捕まる。

すると

「はーはっはっ!もうお前は動けない!

死なない程度にいたぶってやるよ!」

そう言ってゆっくりと近づいてくる

俺は解けないフリをする


俺の目の前に来たところで封印を解放する

【了承を確認。封印を解除しました。】

多分、怒ってるからだろう…俺から溢れ出た

魔力がドス黒い色を出していた


「はっ!魔力を出したところで抜けられる

わけがないだろ!」

やつは俺を嘲笑う

ならば見せてやろうではないか。


「我は望む、絶対なる絶望を。

我は切り裂く、黒き刃となりて。

闇を支配し、光を飲み込み、全てを切り裂き

全ては無に帰る。

全てを支配した混沌を司る神、カオスよ。

汝の敵を討ち滅ぼすべく

刃となり現れたまえ。」

俺はすぅーっと息を吸い込む


「フォンセ ゼーデルヒープ」

すると、少しの脱力感の後

俺の手のひらに漆黒の刀が顕現する。

俺はその刀を使いサクッと光の縄を切る、

奴は腰を抜かしているようだ


俺はやつにギリギリ当たらない位置に

斬撃を縦に放つ

すると、試合会場の地面が縦に切り裂かれ

斬撃が飛んだ所だけ地面が無くなっている


「ひっ!」

奴は、軽く悲鳴を上げる

俺は刀を振り下ろすフリをする

やつは顔を歪ませている

ここでは拷問などができないため

奴のために用意した魔法を唱える


「ワールド オブ イスプリット」

そして、俺と奴は精神世界の中へと移動する

そこは何もない場所…

言うならば転生するときにメアのいた場所

といったらいいだろうか。


奴は驚いた様子で周りを見渡す

「お前!何をした!」

おぉ〜まだお前とか言えるんだ?

すごいねぇ無駄にプライドだけ高い

レベルアップしてもプライドだけ

あげてるんじゃないの?

頭の中で小馬鹿にしつつ俺は話す


「お前は許されない事をしてしまった。

本当なら死んで貰うんだが…俺は優しいから

死にたくなる程の絶望で許してやるよ」

俺は笑顔で話す

「お前なんかにやられるかっ!」

やつは俺に殴りかかろうとする

「動くな」

おれがそう言うだけでやつは動けない

「なぜ…なぜ動かない!」


よし…始めますかぁ

俺は魔法を唱える

「ラオム イスプリット」

この魔法は、精神支配魔法といって

相手の精神を支配して、いろいろな事が

出来る素晴らしい魔法なのである!

ちなみに死ぬ事は無いが痛みだけ感じる様にしました


「とりあえず…」

シュッ!という音と共に俺は刀でやつの首をはねる

だが、次の瞬間には元どおり

まぁ痛みはあるんだが…


「あぁ…あっ…あぁ〜〜!」

死ぬ経験をしたため、少しだけ精神が壊れる

だが、こんなんで終わるわけが無い


「次はぁ」

そう言って刀を持ち上げると

「すまなかった!許してくれ!謝るから!」

正気に戻り、泣きついてきた


「はぁ?謝って許されるなら警察はいらないんだよ」

そう言って俺は奴の右腕を切り落とす

すると

「いやぁ!俺の腕がぁ!」

さっきの首の様に戻る事は無い

なんでかって?そんなの俺が決めるに

決まってるじゃん!


「次は足かなぁ」

ザクッという音と共に奴の足が切り離される

「はっ…はひっ」

痛すぎて言葉も出ない様だ

すると、奴はあまりの痛さに気絶した様だ


「忘れてた…ほいっと!」

俺は奴を起こし二度と気絶しないようにする

「ごべんなざい、ごべんなざい!」

泣きじゃくりながら謝ってくる

「なぜルミリアにあんな事をした」

「お前が、グフッ!」

「お前だと?」

俺は奴の腹を思いっきり殴る

「すびません、すびません」

「で?なぜあんな事をした」

「あなだが、倒じだ貴族の男は俺の父親で

家の名前が傷ついだがら…」

「はぁ?そんなの俺に直接くればいいだろ

なぜルミリアにやったかって聞いてるんだ」

まぁ俺に来た所で返り討ちなんだが…

「ある男に言われて…」

「その男って誰だ?やっぱいいや勝手に見るし」

そう言って俺は奴の頭に手をかざす


「こいつか…」

俺はやつの記憶を覗き、その男を発見する


鑑定の人?こいつの現在位置わかる?

頭の中で話しかける

【解。可能です】

なんか急に人らしくなったな…

まぁいいや見つけてくれるんだから。


「死にたく無いか?」

俺は軽く笑いながらいう

「もう、あなたには関わらない!絶対!」

コクコクと頷きながら言う

「まだ、許してないんだがいいか…」

そう言って最後に奴の腹を刀で真っ二つにする。


「次やったら…まぁわかるよな?」

そう言って俺は精神世界から解放した

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