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せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
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十四話 魔法学校に通うことになったそうです


「父さん!それ本当⁉︎」

俺は突然のことに驚き声を上げた。


「あぁここにいても得るものは少ないだろ?だからセラフィムお前は明日からシュタインズ魔法学校に通ってもらう‼︎」

父さんは腕を組みながら答えた。


「シュタインズ魔法学校って?」

「そういえば話したことは無かったな」




〜シュタインズ魔法学校について説明中〜



父さんから聞いた話によるとシュタインズ魔法学校のある国[シュタインズ]には差別が無くいろいろな種族が商売をしたり魔法学校に通って魔法を勉強したりする活気溢れた国らしい。

それとこの世界では普通7歳から通う事ができるらしい。


ちなみに母さんもそのシュタインズ魔法学校に通っていて成績が学年トップ10以内だったとか……スゲェな母さん。


俺はここでどうしても聞いておきたい事を父さんに聞いてみた。


「その魔法学校に行くのって俺だけなの?」

「もちろんルミリアも一緒だぞ?たしかルミリアも魔法が使えるらしいなセラフィムが教えたんだってな!」


「えっ…いいの?ルミリアも?」

「バンッ‼︎」


「ねぇセラフィ聞いてよ!明日からシュタインズ魔法学校に一緒に通う事になったんだって‼︎」

ルミリアは超が付くほどご機嫌で言う。


「あぁだからその話を…って えっ?ルミリアも知らなかったの⁉︎」

俺はまた驚きの声を上げる。


「えっ?知らないよ?」

ルミリアは不思議そうに顔を傾ける


「サプライズ成功だな‼︎」

父さんは笑顔でしてやったりというような顔をしていた。





〜次の日〜





「それじゃ行ってきます!」

俺は見送りに来た母さんと父さんに手を振りながら言う。


「またね〜お母さんお父さん」

ルミリアも両親と挨拶を済ませたようだ。


俺とルミリアは軽く整備された道に向けて歩き出した。


たしか村からこの道を通って10kmくらいのところの町で一泊して次の日にその町から30kmくらい西にある町に行ってまた一泊して。


「遠すぎんだろ‼︎だいたいこの距離を7歳の子供二人で行けってか⁉︎」

「どうしたの?」

「いやっなんでも」


すると突然頭の中から相棒の声が聞こえた。


「俺が連れてってやろうか?」

さも当然に出来るように言う。


「えっ…?さすがに無理だろ単純計算で

200kmあるんだぞ?」

俺は頭の中で答える。


「それぐらいだったら全力で飛ばせば

1分ちょいだな」


「もし相棒お前がそれくらいで行けたとして

ルミリア連れて行かなきゃ意味ないだろ」

「一人ぐらいなら余裕だぞ?」

「どうやって?」

「普通に抱えてヒョイと行けばすぐだぞ?」

「相棒…マジでいけんのか?」

「もちろん」

「じゃ頼むわ…あっルミリアは相棒の事知らねぇからビックリするかも…」

「説明すればいいじゃねーか」

「あのルミリアさん?」


俺はそういってルミリアに相棒の話をした。


すると何回か頷いて。

「わかった」

「じゃあ今から変わるから」

「うんっ!」


「変わるぞ?」

相棒に話しかける。


そして光に包まれ髪は紅く染まり目の色も赤になる。


「あのっ!よろしくお願いします……相棒さん?」

ルミリアは相棒に挨拶をする。


「おう!そんじゃまぁ失礼してっと」

相棒はルミリアをお姫様だっこし高々と空に舞い上がった。


「よっと」

その言葉の後に次々と視界が変わっていく、


こんな事なら俺も相棒の移動術習っておくんだった…と後悔が残った。





「本当にすぐ着いたな…」

草原の中で一人呟く。


「言った通りだろ?お前さんよ」


そこは目的地、シュタインズという国の目の前。

本当は一週間ちょっとかけて付くはずだった場所だ。


ルミリアは驚きながらも

「ありがとう!」

と一言相棒に言っていた。


「おうよ!今から変わるぞ?」

そして赤く染まっていた髪は白に戻り目の色も元の色に戻る。


「じゃセラフィ!早速いこっか!」

俺はルミリアに促されてシュタインズに入っていった。





「あの…魔法学校ってどこかご存知ですか?」

俺は見回りらしき兵士に尋ねる。


「あぁ魔法学校に用があるのかい?それならこの道をまっすぐいった所に大きな建物があるからそこに入るといいよ、まぁすぐわかると思うよ?」


優しい兵士のお兄さんに一礼して俺とルミリアは教えられた通りに道を進んだ。


すると大きな建物があり入り口には

[シュタインズ魔法学校]と大きく書かれていた。


「ここだな」

俺とルミリアは早速中に入る。


すると先生らしき人に声をかけられた。


「君たち?入学試験はあっちよ?」

「へっ?」


なんだよ入学試験試験って……

俺とルミリアは先生らしき人に連れられて受付らしき場所に移動し受付を完了する。



「よかったわギリギリ間に合ったみたいね」

「ギリギリって何がなんですか?」

「えっ…まさか試験を知らずに来たの?」

「はい……」


あぁ先生らしき人ではなく先生でした。


先生の説明によると年に一回二日間連続で試験を行い

種族は関係なく魔法のつよさと実技の試験で上位に入ったものだけが入学出来るらしい、しかも今日は一年に二日間ある試験の二日目でさっきのが最後の受付だったらしい。


俺はこの説明を聞いて思った

「あんのクソ親父そんな事言ってなかったじゃねぇか‼︎」


多分父さんは

「あれっ?いってなかったっけ?てへぺろ」とかいいそうだ間に合ったからいいんだけど。


「さぁ試験が始まっちゃうわ急ぎましょう」


先生に促されて俺とルミリアは試験会場へと足を踏み入れた。




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