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一話 どうやら死んでしまったようです…

「はぁ」


思わずため息が出てしまう。

なんでこうなったんだ。

別に普通の暮らしができればよかったのに。

不満なんて……いや彼女くらいか…

死にたくないと思う思考とは関係なくだんだんと冷めていく体。

目の前は鮮やかな赤で染まっている。

薄れゆく意識の中で声が聞こえた気がした。




「…ぉ」


「ぉーぃ」


「起きろ〜‼︎」

突然女の子の声が聞こえ「ハッ」目を覚ます。


そこは何もかもを白で塗りつぶしたような空間

言うならば虚無といったところか?


「ここはどこだ?」

「よかった〜目が覚めたんだね」


可愛い女の子と言うよりも幼女だ、絵に書いた様な美少女が顔を覗き込んでいた。


「誰?」

「まぁ仕方ないよね自己紹介から始めようか」


可愛い美少女?と言うより美幼…忘れよう。


「とにかくここはどこで君は誰なんだ?」


俺は謎の美少女に尋ねる


「えっとね…ここは神界しんかいいわゆる君のいた世界で言う神様が住んでるところかな?」


えっ?なんていったんだ?


「それで私は創造神をしてるメアっていうんだ」

「………」


ん?聞き間違えかな?なんか神とかなんとか…

まぁいい

意を決して俺は美少女に尋ねる


「で、君が神様だとして俺に何の用なんだ?」


まぁ神様なんていないとは思うが美少女なので

話くらいは聞いてみようと思う

すると美少女は満面の笑みで答える


「おぉ話がはやい!疑われずに信じてくれた人は君がはじめてだよ!」


やっぱりかわいい…じゃなくてとりあえず

心を落ち着かせる


「でその神様が俺になんの用なんだ?」


スーッと息を吸うと神様はこう言った


「おめでとうございますあなたは異世界に転生することが決まりました〜‼︎」

「はぁ?」


思わず声に出してしまった

異世界?転生?いやいやそれはアニメとか漫画の中の

話だろ?


「おやおや〜信じていないようですね〜?」


すると美少女「メア」は俺に顔を近づけてくる

良い匂いだ……じゃなくて!


「いや近い近い近い離れて!」


するとメアは可愛く頬を膨らませて顔を離した


「確か横断歩道で突っ込んでくるトラックから

幼稚園児くらいの男の子を助けて…

あれ?俺死んだの?」


すると機嫌を直したのかメアはニコニコしながら


「あったり〜よくわかったね〜」

「あれっ俺死んだの?」


といっても実感は沸かないんだが

こんな状況だし…


「そーだよこちら側の手違いでね…

間違えて君を死なせてしまったんだ」


メアはしょんぼりしている

いやまてまてまてまて

俺が死んだのはよしとしよう、いやよくねーけど…

あれここ死後の世界?来ちゃったのうっかり?

自我あるのに?

なんてことを考えていると


「あぁでもね生き返れるから心配しないで?

魂のルール上君のいた世界には戻れないけど

ちゃんと生き返れるから!」

「あの創造神様?」

「あぁメアちゃん*\(^o^)/*でいいよ」

「じゃああのメアここが神界?としてどうして

俺なんだ?」

「ぶぅ〜メアちゃん*\(^o^)/*でいいのに〜

まぁいいか…さっきも言ったけどこちら側の

手違いだからね君を生き返らせることが

できるんだよ」


腰に手を当てて慎ましいむねをはってエッヘンと

言わんばかりに自信まんまんのようだ

まぁそこも含めて可愛いいのだが…


「あっ自己紹介がまだだったな

俺は西条時 南斗 歳は16 だ」

「よろしくね南斗くん 早速なんだけど説明に入ってもいいかな?」


ドックン ドックン

名前を呼ばれただけでこの胸の高鳴りこれだから

童○は

そんなことを考えつつもメアの話を聞いた


話を聞いたところ

俺は神様の手違いで死んでしまったらしい

地球とは違う世界で転生してくれるらしい

まぁいいここまでいい よくないけど

ここからだよ

俺はメアから新しく転生するところやらを選ばせてもらったわけですよ…

ちなみに俺が選んだのは

アルファっていう世界で

剣や魔法はもちろん魔物やダンジョン、ギルド

とかいうよくあるファンタジーなあれだよ

ぶっちゃけていうと嬉しいとても嬉しいまぁいい

そしてもう1つ

メアさんが自分のせいだからなんとかいって

いろんなものをくれたんですよ…


魔法による全属性適正値MAX

レベル上げに必要な経験値十分の一

剣神の才能?(剣がとてつもなく上手くなる)

鑑定?(念じるだけでその情報が出るらしい)

他にも創生魔法?(なんでも作れる武器や防具限定)

超絶魔法?(これを使えば国がきえるとか…)

神絶魔法?(範囲は指定できるが範囲内なら塵も残らないらしい)とか?

限界だ…

止められない


「あぁ…」


メアがどうしたの?といった感じでこちらをみている

俺は大きく深呼吸をした


「ごっつチートじゃねぇくぅぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」


こうして少年の異世界転生物語は

幕を上げた。

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