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南風通信  作者: 南 晶
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キング オブ カップ麺

カップ麺好きなら、一度は考えた事があるだろう。

一体、どのカップ麺が一番おいしいのかという事を……。


私はラーメンが大好きである。

好きな食べ物は?と聞かれたら間違いなくそう答える。

しかも、店で食べる普通のラーメンではなく、カップ麺が好きなのである。

「カップラーメン評論家」を自称していた私がその疑問を持ったのは無理からぬことであった。


時は、1994年。

当時、下宿していた私は、男女合わせて7人の仲間を自宅に呼び出した。

各自2つカップ麺を持参してくるようにという注文つきで。


やがて、7人の血気盛んな若者達が14個のカップラーメンと共に六畳一間の私の下宿に到着した。

私達はなるべく大きな鍋を二つ使って湯を沸かし、14個のカップ麺に同時に注入。

当然ながら、六畳一間の狭いアパートは体に悪そうなカップ麺の匂いで充満し、その匂いだけでもうお腹一杯である。

そして、三分たったところで、14個のカップ麺を7人で一斉に食べ始めた。

つまり、14個のカップ麺を7人で回し食いして、どれが一番おいしいかを比較検討しようとしたのである。


しかし、これがツライ!

14種類も食べていると、口の中で味が混ざって、どれがおいしいかどころではない。

部屋に充満した14個のカップ麺の匂いが相乗効果で吐き気を催す。

最後には、皆疲弊して、ジャッジを下すどころか胸焼けを訴える始末である。

何の罰ゲームだ、これ。


結局、14個のカップ麺を食べ終えた時、どれが一番おいしかったかなんて誰も言えなかった。


が、しかし!

この実験によって一つの真理が導き出されたのである。


「この状態で何とかまだ食べれるのは、定番のカップヌードル(基本の赤いヤツ)」


全員一致で出た答えがこれだった。


どんな時でもおいしく食べれる。

カップ麺の基本精神を再認識した実験結果となった。

そして、くだらない私の実験に付き合ってくれた7人の仲間達。

どんだけ暇だったんだか。

でも、ありがとう。

今となっては私の中で学生時代の最高の思い出の一つになっている。


と、いうわけで。

最高のカップ麺はシンプルイズベストのカップヌードルの基本の赤いヤツに一票!


最近、このカップ麺のキングサイズなるものが登場し、早速、買って食べてみました。


結論。

スタンダードがおいしく食べれる最高のサイズだと思います。(当社比)

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