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神々の仲間入りしました  作者: 神月レスト
〜始まり〜
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プロローグ

 生きている上で奇跡みたいな事感じて神様の力を感じた事なんて一握りの人しかいないと思う。

 私、神田えいみも感じたことなどなく平凡な日々を送っていた。

これから先も平凡に人並みの幸せを人生を歩んで行くと思って生きていた。

でもあの日から全てが変わった。

そこからこの楽しく刺激的な日々が始まっていったんだ。








『ピピピピピ!』

「!ゔ~ん、、、」


 いつもどうり目覚ましのアラームが鳴っている。

もう少し寝てたいけど起きなくちゃ。


「あー眠い、、」


 起きて顔を洗って歯を磨く。化粧をして着替えて仕事に行く準備をする。その後朝ご飯。

いつもと同じ朝の時間。


「おはよ~」


「おはよう、朝ご飯パンでいい?」


「いいよーありがとう、いただきます」


 私、神田えいみは実家暮らしの25歳。お父さん、お母さん、お兄ちゃんの4人家族。お兄ちゃんは結婚して実家にはいない。だからお父さんお母さんと私、3人で暮らしている。


「お父さんはもう仕事に行ったの?」


「えいみが寝てる間にとっくに行ったよわ」


 ははっさすがお父さん朝が早い。建築関係の仕事は大変だ。


「私は朝が苦手なの!起きるだけで褒められてた子供に戻りたいよ」


「そんな馬鹿なこと言ってないで早く食べて仕事に行ってきなさい」


「はーい」


 お母さんの朝ご飯を食べつつテレビを見る。


「おっ!占い今日私1位だ!」


「いいね~なんか良いことあるんじゃない?」


「運命的な出会いがあるかもだってさー」


「彼氏になる人でも出会ういいね」


「本当にね~彼氏欲しいわ」


 そんなこと言っているうちに朝ご飯が食べ終わった。


「ご馳走様ー」


 最後に身嗜みを整えて仕事に向かう。


「じゃあお母さん行ってくるね!」


「はーい、行ってらしゃい」


「行ってきます!」


 ガチャっとドアを開き家を出て行く。

まさかこれがお母さんとの最後の会話になるとは思っても見なかった。







 出勤時間ギリギリに職場に着いた。今日に限ってなぜか電車が遅延していた。店長には連絡してたから急がなくても大丈夫だったけど久しぶりに走った。


「店長おはようございます」


「えいみちゃんおはよう。ギリギリ間に合ったみたいだね」


「はい、間に合って良かったです」


「えいみちゃんおはよう」


「りつ子さんおはようございます」


「じゃあ、今日は品出しがいっぱいあるからじゃんじゃん出して頑張ろうね!」


「「はい!」」


 私の職場は主に子供用品など売っている所。ちなみに私はアルバイト。店長は鈴木菜月さん。素敵な旦那さんと可愛い6才の娘がいる人だ。たまに旦那さんが娘ちゃんを連れて買い物に来たりもする。もう1人のアルバイト佐藤りつ子さん私より長くこの職場で働いていて頼れる先輩。


 うわぁ~本当にいっぱいだぁ、頑張ろ!


 それから接客しつつ半分くらい品出しを終えてお昼時間になった。最初に店長がお昼休憩を取って次にりつ子さんが休憩を取った。


「じゃあ。休憩入ります」


「「はーい」」


 今日は朝電車が遅延したせいでお昼ご飯を買ってこれなかった。急いで買ってきて休憩室で食べるか、外食するかどちらか悩む。


 たまには外食もいいかもね。


 悩んだ結果外食にすることにした。



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