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常識チートは非常識  作者: ¥$終
神からのお願い〜探究と解明と解決を〜
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罠に嵌めるってこういうこと

痛い。熱い。騙された。いや、相手を馬鹿にしてたツケだ。


ミラを、来させない、でくれ


2人に頼む。お前らも男なら分かるよな?口が動かない。でも目で通じた。


皆の悲鳴が聞こえる。ここまでのダメージは予想してなかったけど痛み止めの魔法を付与した食べ物を口に入れる。


これが効かなかったらアウトだ。

まだ、少し痛い。虫歯程度の痛みなら我慢できる!上等!

そのための山籠りだ!



「ふーん。それ何個用意したの?」


今度は両手を切られた。叫ぶ程じゃない。


「あれ?大丈夫なの?じゃあこれは?」


腕が生えてきた。そして片方は凍らされ、もう片方は燃やされてる。


「別に。そうやって調子乗ってればいいさ。奥の手使って強さ見せびらかして、俺が本当の奥の手を出す時間稼ぎに気づかずな」


「それも知ってるよ!ブラフだろ?アンタ優しそうな感じしてズルい男だもんな?ズル男って死んだあと墓に書いてやるよ!俺優しいだろ?

本当に時間稼ぎしたいなら言う訳ないもんな?あの雑魚共逃がしてリベンジさせたいんだろ?

この空間は俺が死ななきゃ俺以外出入り出来ないようになってんだよ!

テメーは賢ぶってるけど本当に罠に嵌めるってこういうことなんだ!!」


なんか変な感じが。もしかして、痛み止めの効果消された?


「ほら、時間稼ぎに付き合ってやるよ。アンタが殺して欲しいって言うか、奥の手使って俺が負けるかゲームしようじゃないか。

ちなみに邪魔する奴がいたら殺すよ?女はどうなるかな?」



ひたすら嬲られショウの笑い声と皆の無くならない悲鳴が聞こえる。


痛すぎて気絶も許されない。何度回復されて身体が吹き飛んだだろう。まだ動けない。出来ることは少ない、せめて口くらい返すか。


「単調、だな、本当に、それ、しかで、きないのか?」


「はぁ?テメーら如きはこれで十分なんだよ!対策してやっただけありがたいと思え!この俺様だけ魔法使える特別結界に、あのゴミ神が集めたエネルギーと、俺様が一生懸命集めたエネルギーの8割使ったんだ!せめてサンドバッグになってくんなきゃつまんねえだろうが!」


ショウがマウントポジションになり何度も殴る。もう前も何も見えない。


止めてくれ。

おかしくなる。

止めてくれ、


「や、め、て、く、れ」


声を聞いてピタッと止まるショウ。


「止めてくれ?切り札はどうしたんだよ?おーい。こいつ諦めたぞ?後はお前らだな?ゆーっくり遊んでやるからな!」


「おか、しく、な、る」


頭がおかしくなる。


「ふ、ふ、ふ、ふ」


可笑しくなる


(今日のジンは最高ですので!)


「本当に有難う。余計なことをべらべら喋ってくれて。賭けをしないで済んで助かったよ。ははは!本当に可笑しいや!」


「はぁ?本当にイカれちまったか?もう死ね!」


身体を完全に回復させ、身体強化の魔法を使いショウの全力らしきパンチを黙って受ける。


「どうなってんだ?」


弱い。こんなもんか。


「皆、悪い!心配かけた!もう魔法は自由に使えるはずだ!俺は大丈夫だからアケドラタツクロを治してやってくれ!」


「なんでだよぉ!」


「最初から掌の上だったんだよ!お前の罠に嵌るのも!それがこっちの罠だったんだよ!バーカ!」


色々予想外の事態が起こったけどそう言っておくか。

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

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