残りの神将後編
「マサ様。済まないが新装備の慣らしをしたいのですが」
「わかったよ。新しい物は馴染ませないとね?でも、それを着て寝てたら疲れ取れないよ?」
「何故それを!?!?」
「うわー、3割冗談で言ったのに……
あんまり変態なことしてるとエイト君引いちゃうよ?」
しょんぼりして、はい。気をつけます。と項垂れた。
「それじゃあ2人を起こそっか?」
「ありがとう!エイト殿!装備に頼ってるうちは半人前だが、これは本当に素晴らしい!エイト殿も狙撃武器変えたのだな!」
「うん。マサさんは奥様に作ってもらうらしいし、メイも自作するって言ってたから自分のも作ったんです!」
「その、両腕に付いてる筒みたいの私の左篭手にもあるのだが?」
魔力を流すと矢が飛び出し、かなりの威力だ。
「あの、もしかしてこれ、」
「あっ、そ、そ、そういえば、あの、お揃いの武器になっちゃうね。シルさんは嫌、かな?」
あんなエイト見たことなかったな。兄ちゃんはミー姉一筋だし、独り身は辛い。
ダリア様も最近会えば、ジートルドさんが勇気なくて困るのって惚気るし。
「あの、メイちゃん?そのアクラネ像はどうしたの?」
「これは友魔のダリア様ですよ。マサさんなら知ってますよね?」
「うん。その人のことは知ってるけど、聞きたいのはその人の像をなんで持ってるのかと、子供とはおもえない険しい顔をして拝んでることに対してなんだけど」
「私の理想のプロポーションなんです。妖艶な表情に綺麗な顔、出るとこ出て、お腹はスリムで足はスベスベ腰回りは安産型」
目が怖い。触れちゃいけないロリだこの子。撫で方が本人見たらセクハラ案件だよ。
さて、気を取り直してアジトを潰そうか。うちの可愛い子ジルーニャの未来のためにも。
と、思ってた時期が僕にもありました。
メイちゃん無双。そんな言葉が正しいだろう。
何故だろう炎に燃えた般若がメイちゃんの後ろにある気がするのは。
そして手首のブレスレット、1度も使ってるの見たことないけど、もしかしてジンと同じ魔力ワイヤーかな?俺の目では解析不能だけど、そんな気がする。
おい、ジン。きちんとしないと昼ドラなっちまうぜ?
今からでも貴族になるか?
「ヘックション!」
「知り合い全員に悪口言われたですので?」
「嫌われ過ぎだろ俺!」
「風邪になったら困るから暖かくして早く寝ようか?」
「これ以上熱々になれるですので?」
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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




