被害者その後で
神様への報告や皆の動向をアケドラタツクロの家で行っている。今は俺の家に被害女性がいるので立ち寄らないようにしてる。
「ジンの禊も終わったし1度ショウの対策を練って欲しいんだ」
「兄さんはショウに向けて、他の神将は俺とニーナさんに任せて!」
「私も微力ながらやらせて貰おう!」
「あっ。連絡だ!ちょっと待ってて」
アケドラタツクロが電話に出たら難しい顔をしてる。声を出さないでもできるのか。高性能だな。
「ジンとミラちゃんは家に帰ってほしい。後で俺も行くから」
言われた通り帰るがまだ被害女性はいるみたいだ。
ドアが勝手に開いたと思ったら全員でお出迎えしてくれてる。
「「「おかえりなさいませ!」」」
これはどういうことだろう?
あっ、アケドラタツクロの部隊の人から説明してくれるみたいだ。
既婚者だったり未成年だったりと色んな女性がいるけど元の生活に戻れそうにないそうだ。で、
「出来れば旦那様と奥様の所で働きたいと半分が申しております」
「奥様って私?えっと残りの半分は?」
俺は旦那様と言われくすぐったいがミラは嬉しそうだ。
残りの半分はどうしていいのか迷ってると。
「そこで俺の出番かな」
「すまん。俺にはどうしていいかわからん。任せた」
正直人を雇えるだけの定期収入あるわけでもないし、この問題を解決したら海外旅行の予定だし。
アケドラタツクロは演説した。国を興した時もこんな感じだったんだろうか?
今就いてる特務の仕事が終わったら、そのまま新しい部署を作ってその女性達を国のお抱え物資の担当をしないかと誘われた。
「つまり、希望する人全員に仕事の守秘義務を契約魔法を使い、魔力を鍛えて国力を上げようと言う訳か」
「そそ、その手の魔法で嫌な目にあった彼女達には申し訳ないが、仲良し夫婦の元で女性が働くのに手綱なしはあり得ないんだよ普通は」
「希望がない場合は?」
「その時は国が面倒を見るよ。ウバリの孤児院で働いてももいいし、友魔の森で暮らす方が彼女らも安心するんじゃない?」
そうだな。じゃあ女性達の意見を聞くか。
「あの、旦那様、その契約魔法を受け入れれば、女神様のお役に立てますか?」
1番若そうな女の子がぶっ飛んだ意見を言ってきた。
いや、彼女は幼く、絶望から救ったミラは女神に見えても不思議じゃないか。なにしろ
(この状況で隙きあらば惚気ようとするメンタルは凄いですので)
(まだ未遂だよ!)
「あぁ、と言っても仕事に関することを漏らさない、これが第一で他は特に強く縛るつもりはない。仕事の中身は、アくぇ、うゔん!あそこのフジーラ当主様と要交渉だな」
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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




