アニラ
「殺す?私を?ショウ様から承った不死身の身体と14神将アニラの名を持つ私を殺すだと?」
ゆっくり怒りのボルテージが上がってるうちにミラを下げながらヴィティを通して話す。
(戦いながら情報を引き出してみる。あいつから見えなくなるようにして待ってて。やられる振りもするかもしれないけど大丈夫だから)
「そのアニラはここで何をしてるんだ?ポロッサのコピーもいないし1人だけでさ」
「私達はショウ様を神になるのを手伝いこの世界を総べる守護者となる者!歪んだこの世界を正してやるのだ!
そしてシンダラなんかと私を一緒にするな!アイツは所詮力だけの無能だ。」
シンダラはその力を見せる前にお亡くなりになりましたよ。そして不死身ってのは気になるな。シンダラは魔石破壊でどうにかなったし、コイツも同じか。
いや、この自信は他の神将とは違うのだろう。
アニラはいきなり魔法を使い、俺の態勢を崩したあとにアイテムボックスから槍を取り出し近づいた薙ぎ払うアニラ。
防ごうとするも弾き飛ばされる演技をしつつ手も足も出ない状態になりながら会話を続ける。
「お前が、世界の守護者に、なると言うなら、どれだけのことを、ショウから聞いてる?。良いように、使われてるんじゃないのか?」
「無駄だ。私をシンダラと一緒にするなと言ったはずだ!そうやって情報を引き出そうとしてるんだろ?仲間が後ろにいるのも。いや、お前の劣勢を見て逃げたみたいだぞ?」
よし!かかった!上手く隠れてるな。猛攻はさらに勢いを増してきてる。後は魔法を使いつつ演技を続けていこう。
「ふん。ハァハァ。何を言ってる。ハァハァ。この国の精鋭部隊を呼びにハァハァ。行ったのさ。お前こそ。逃げなくていいのか?」
「フハハ。哀れだな。情報を聞き出す振りをして、本当の目的は逃げ出すことか!ならば残念なことを言おう!
ショウ様はサヒカワのダンジョン奥深くに眠ってらっしゃる!神の力とエネルギーを身体に馴染ませるためにな!
全ての拠点を潰さない限りいつかは我等もショウ様の力によって蘇るのだ。人間の寿命などたかが知れてる!全面戦争になってもそのうち勝つのは我等よ
そして言おう!その情報を知ってるお前を生きて返すことはないとぉ、?」
ありがとうアニラ。馬鹿で助かったよ。知ってることを話しやすくなる魔法を使ってたのさ。脳に直接作用するのは気が引けたけどな。四の五の言ってらんないし。
そして調子に乗って喋らせた。今回はお前の不死身と俺の付与魔法の新技両方試させて貰おうかな。
魔力を強めに使い身体の自由を奪う。そしてオリハルコンで出来た文庫サイズの直方体。これにコイツのショウ関係の知識を無理矢理焼き付ける。
失敗してもアニラから情報は聞いたし、成功すれば、次の神将はくだらない問答を無視して情報を取り出せる。
このオリハルコンはかなりの魔力を込めて作ったので神将の知識をかなり入れれたみたいだ。
これを見るのは後回し、アニラをどうするかな?
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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




