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常識チートは非常識  作者: ¥$終
神からのお願い〜探究と解明と解決を〜
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信者の見つけ方

さて、どうやって見つけるかな。アケドラタツクロ経由でウアジェトさんに信者の魔石を渡し、魔力パターンの解析を頼んでみたが結果は芳しくなかった。


地下や密室に籠もられると不思議パワーで探索魔法やヴィティの感覚も効かない。

街中に隠れてなければショウを馬鹿にして炙り出すんだけどなぁ。

変に包囲網を完成させて姿を晦まさられるのが1番面倒だ。だからこうやって歩き回るしかないのかなぁ。


「ヴィティちゃんが探すのと、私達で地下室を探してその家を順番に探すのはどう?」


「とうとうジンだけじゃなくミラ様までヴィティを邪魔者扱いし始めたですので?」


いや、したことないし。ミラと2人になりたい時があるだけだ。


「いや違うのヴィティちゃん!そういうつもりじゃなくて!」


「冗談ですので。ただ、ヴィティが邪魔じゃなかったら地下室作戦を3人でやるですので!」





「全然見つからないね」


疲れた感じでミラがボヤく。10日間何も進展がないと流石にクルな。


「少しアプローチを変えよう」


そう。基本の聞き込み調査だ。冒険者ギルドや商店ギルドなどタミキの街で調べた奴等のやり口に合致するのがないか調べることにした。


冒険者ギルドは特になし。

商店ギルドは逆にこっちが情報をねだられた。

大工ギルドは後継者不足らしい。

農業ギルドでついにそれらしき手がかりが手に入った。


どうやらダコテハにあるダンジョンを中心に原因が見当たらず、農作物や畜産の作りが悪くなってるらしい。


タミキで手に入れた情報によると人々をゆっくり苦しめる方法リストの上位に食べ物の悪化があったのでダメ元で行ってみることに。




ダンジョン手前(塔タイプ)


「あー、確かに感じるですので」


どうやら当りか。ミラも緊張してる。ダンジョン攻略は久しぶりだし、ただのダンジョンではなくショウ絡みなのだ。


「行くですので?」


「どうしたんだ?何かヤバいの?」


「実はこのダンジョンの管理はあのマドロディ•アントワーネ•バルバベット•ブノワネット•エリザボー•ランセリア•ルネサンス•ジュリエル•ベネディト•エロイーズ•ジョエット•ティアーヌ•ティアンヌ•ベネデット•ドゥニーヌ•フレディット•リリアンヌ•ブリエンヌ•ピカセーナの眷属がしてる筈ですので」



「ここは違うな!」

「うん。宿屋に帰って耳かきしてあげる♪」

「ありがとうミラ♪」


「いや、ヴィティも出来れば行きたくないですので。そしてあのバッタは管理者ではないですので」


「ホントか?どんな姿してる?」


「全長5mくらいのウデムシですので」


「うわ、バッタのがマシだわ」


「私それ知らない」


チタン辞書にウデムシの画像と映像の常識を付与。うわー、なんだよキモい展って。


見た瞬間チタン辞書を落とし、きゃあ!と可愛い悲鳴でガクブルしてる。


「ね、ねえ。アケドラタツクロ様に頼んでダンジョンの出入り禁止にして人がいなくなったらジンと私の全力でこれ壊しましょ」


かなり過激な発想だけどそうすることにしよう。


「マナで創られたダンジョンは流石のジンとミラ様でも全壊は無理ですので。傷を付けたり部分破壊は出来ると思いますので」


ダンジョンの壁ってどんな素材なんだろう?ちょっと壊してみたくなった。

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

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