6章プロローグ〜あの歌じゃない〜
「よーやく、来たぜダコテハー♪」
「結構長い旅だったよね?信者の住処や隠れ家を探しながらだし」
「選曲がおじさんですので」
ヴィティのツッコミはたまに抉られる。が、気を取り直して街を探索しつつ信者を探すのだ。
ちなみに孤児院はアケドラタツクロの直轄となりマーヤさんがこの戦いに加わらない子供達の面倒を見てる。
そして大陸を歩くついでに孤児を集めてその子の素質を伸ばすらしい。エイトとメイに頑張ってこの孤児院の2号を作ろうな!と声をかけ教育係まで用意してくれるみたいだ。
そのおかげでニーナさんとホーのAチーム
アケドラタツクロとエイトとメイとシルさんのBチーム
アケドラタツクロ直轄部隊のCチーム
そして俺達Dチームの4チームに別れて信者とショウ捜索をしている
ニーナさんチームはウアジェト選抜の冒険者もついてる。ごめんホー。一緒の旅はまた今度。
早速ダコテハに入ると嗅いだことのある匂いが
もしかして!イタエーの焼き鳥弁当?
セワガハ店の焼き鳥弁当だった。なんだよパクリかよ、がっかりだ。
「マスター?イタエーって店知ってる?」
「おっ?兄ちゃん俺の弟子のこと知ってんのか?どうだった?どこでやってんだ?」
まさかの師弟関係。
「美味しかったですよ。匂いに釣られて来たんです。ムロオニってエッゾの1番東の街ですよ」
「おいおい!そんな遠くでやってんのかアイツ!で、どうだ?俺のとどっちが美味い?」
「こっちは元気な味で向こうはおっとりしてるかな?」
「おっ!お嬢さん。いや、奥さんかい?作り手の感性よくわかってるね!」
手を振り街を探索。フリーダムゴッデスだ。なんだよこの再現率、正しい英語の呼び方はあったけどこっちの世界ならそれでいいだろ。
「そういえば、信者の見つけ方ってどうやってんだろうな?ヴィティはどんな感じなの?」
「ヴィティがわかるわけないですので。カサネ様の力ならまだしも違う神達からですので。ヴィティのはなんかいる方向にムズムズするですので。目で見える距離ならそいつの色が変わるですので」
色が変わるのは俺と同じシステムなのね。
今日は収穫はなく宿屋に入る。
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