閑話〜溢話〜
〜一息ついた集落〜
「なあダリア?君たちの種族は結婚とかあるのかい?」
「あるわけないじゃない。私みたいのが産まれたのがおかしいし、私が結婚なんてもっとおかしいわ」
「別におかしくはないだろ」
「あっ、でも私達をここへ連れてきてくれたお人好し夫婦には憧れちゃうわね。あのお揃いのペンダントと指輪とか。あと、責任感が強い人好きよ。普通に暮らせるのに皆のために一所懸命な人とかね?臆病なのは可愛いけど過ぎたら寂しいわ」
(俺のこと?いや、自意識過剰になるな!もっと距離を縮めてからだ!)
「ありゃ暫く無理そうだね?」
その言葉に頷く他の住人達
〜頑張れ国王様〜
「ねえ?私気づいたのアケドラタツクロ様って実は生きてるんじゃない?これって大発見よね?」
「それは王族にとって基礎知識だがそれがどうかしたのか?」
「えっ?いや、だから。また来るわね」
「ふぅ」
長女はアレだし、次女は見ての通り頭が悪い。教育係は昔から優秀なはずなのに。
何か間違えたのかなぁ。アケドラタツクロ様よ。
〜迷い人の話〜
「てことで国を守り続ける意味で四神の名を冠したのさ」
「私は施設の先生が蜷川さんで、あの人のような素敵な人になりたくて」
「ウアジェトなんて完全なオタクだぜ?ウアジェトなんて誰も知らないっての」
「ジンのは1度聞いてみたいねぇ」
「なんか凄いのあるかも知れませんね」
本名の仁から取っただけなのを知らないで盛り上がる2人。
〜マーヤさんと子供達の反応〜
「ええ!アケドラタツクロ様の家名フジーラ家を継ぐ方じゃなくアケドラタツクロ様本人?!」
「そうだよ。他の皆には内緒ね?国の偉い人でも知ってる人しか知らないから」
「皆、頭を下げて!建国王にしてアケドラタツクロ様がいなければ無理だったと言われてるわ!」
「いいよ。俺は偉ぶりたいわけじゃないし、それにジンの家族なら友達の家族さ」
(愛の化身と言われてるだけあるわ。いえ、それでも足りないくらい慈悲深い方なのでしょう)
〜死因それぞれ〜
「うわ!それなに?ニーナさんの面白い!ジンのはニーナさんの聞いた後だと余計ギャグじゃん?」
「知ってるよ!じゃアケドラタツクロはどんななんだよ?」
「、、、ク」
「ん?何?」
「だーかーら、テクなんちゃらイクだよ!悪いか!」
「いや、納得した。こっちで繰り返すなよ」
「しないよ!」
〜マドロディ•アントワーネ•バルバベット•ブノワネット•エリザボー•ランセリア•ルネサンス•ジュリエル•ベネディト•エロイーズ•ジョエット•ティアーヌ•ティアンヌ•ベネデット•ドゥニーヌ•フレディット•リリアンヌ•ブリエンヌ•ピカセーナの反省〜
「だから悪かったって言ってるでしょ!」
「そう思うならもっと反省しなさい!」
「解決に導いてくれそうな人に偉そうな態度をとった眷属は千年は神になれないと思いなさい」
「そもそもカサネにちょっかいかけないで素直になればいいのに。日本の男子小学生みたいよ貴女」
「アイツの名前は出さないで!なんとも思ってないんだから!あの夫婦には機会があればちゃんと謝罪するし!」
女子会(女神)
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