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常識チートは非常識  作者: ¥$終
神からのお願い〜探究と解明と解決を〜
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一歩

皆を連れて集落へと到着。ジートルドさんとクーシーのタロスさんの2人と対談することに。




「なるほど。貴方達の考えは分かった。特にエイト君とメイ君、君達の夢は我々にとっても夢だ。それで私は獣人でタロスは犬の友魔だ、この集落ではもっと魔物らしい者もいる。呼んでもいいかな?」


迷わずに頷く皆を見て不安と嬉しさを混じった声でダリアと叫ぶ。


「ホントに私で大丈夫?あのお人好し夫婦が特別なんじゃない?」


そう言いながら恐る恐る入るダリアさん。この声は5人にいたな。アラクネの人か。

ドアを開け姿を見せるダリアさん。彼女が口を開こうとした瞬間。


「メイの理想!大人の色気をたっぷり含んだ表情にグラマラスなスタイル!スラッとしながら健康的な美脚!そしてちょっと弱気な登場の仕方。完璧!今度メイの部屋に等身大の像を作らせて下さい!」


時が止まった。ここにいる全員が。メイだけが鼻息荒くしてる。

いや、メイの将来はマーヤさんじゃなかったのか?


「兄ちゃん、先生にダリア様の二人がメイの目標になりました」


いや、なりましたって言われても。





皆が(メイ除く)落ち着くまでに時間がかかった。


「それじゃあ、ジンの魔法で森まで行き、また集落、いや、村を作り私達みたいなはぐれ物を集めると言うことでいいのかい?」


「はい。してほしいことはその都度話し合いましょう。そのための道具はそのうち用意しますですので」


(ホーとニーナは先に帰すですので!ですので!!)


「あっ、ニーナさん、ホー。マーヤさんにここのことを伝えて欲しいんだけど良いかな?エイトは集落作ったジートルドさん、メイはダリアさんから離れないし」


我ながらナイスな理由を思いついた。

(理由はそのうち話すですので、多分まだこの方が良いですので)




「失礼します」


この集落で出会った最初の女性が入ってきた。


「唯一の懸念がこの女性クコリスだ。彼女は私達みたいに追われてではなく、追われてる人を探してるらしい。もう、7年だ。この機会に普通の生活に戻ったらどうだ?」


「ありがたいですが、私は女狐に騙された兄の忘れ形見を探したいのです」


「無理にとは言わん。が、何年もここで過ごした馴染みだいつでも頼ってくれ」


まあ、これからジンに頼る我々に言えたことじゃないな。と軽く笑い飛ばす。


1度皆で孤児院に戻り話をする。

エイトとメイには大量のご飯を炊ける魔力炊飯器の情報を渡す。

そして、ニーナさんには屋台のついでに客がいなくても肉を焼いててほしいと言うもの。その肉と大量の白米を俺が買い取りたいと申し出る。


マーヤさんに頼んだら格安か下手したらお金はいらないと断られる。こういうのは身内でもしっかりしないと駄目だ。その計算とお金のやり取りをニーナさんに頼む。


お金の他に旅先で手に入れた物と物物交換も可能とのこと。ゴブリンとオークの肉だけだと飽きられるから他の肉とか珍しい食べ物を渡す約束になった。


その時に渡す方法や連絡手段の話になり。元々渡そうと思っていたアイテムボックスを渡す。これはお互いに渡す機能が付いた時間停止のアイテムボックス。


送られて来たら頭の中に小さな音が鳴るようにした。この音は鳴らないマナーモードから大きくしたりと変えれるようにも調整済み。これで連絡と受け渡しの両方が出来る。

ミラとは既に内容共有のアイテムボックスを使ってる。


これを見たニーナさんが応用してワープゲートじゃなくて有名なドアみたいな魔法も使えるんじゃない?とのツッコミを受けた。


本当は流行病の辺りで使えるくらいの魔力になってたけどワープゲートに愛着あったし……


これでとりあえずジートルドさんたちを移動してから、ムロオニに戻って仕事だ。

と、その前にヴィティに聞かなきゃいけないことがある。クコリスさんのことだ。

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

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