表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
常識チートは非常識  作者: ¥$終
神からのお願い〜探究と解明と解決を〜
53/165

カレーには何肉?

街がお祭りムードに変わり急に人々が海へ向かってく。

とりあえず宿屋に行って新しく倒した魔物を処理しよう。


「食べれる魔物の見分け方ってあるの?」


解体ボックスでミノタウロス種を解体しながら質問をするミラ。


「美味しいかどうかは別にして、食べれるのが基本だよ。強い毒がある、身体が鉱物とかで出来てる以外は食べれるよ」


「身体の1部に動物の特徴があればその味になりますので。強いから美味しいとは限りませんが、同じ魔物なら上位種になればなるほど美味しいのはどれも同じですので、蜘蛛の魔物は蟹や海老の味がすることが多くおすすめですので」


多分活用しないなその知識。


ウアジェトの常識で魔物の知識を取り入れようとしたけどヴィティに止められた。頭がパンクするとのこと。チタン製辞書に直接付与も手持ちの材料じゃキツイそうだ。

まあ、一々取り出して確認するのもあれだし、ヴィティにそこは頼ろう。


「そもそもヴィティの出してる知識はジンが常識チートと呼んでる能力の他に、

カサネ様から渡されたこの世界のことの知識と2種類有りますので。ジンは使いこなせないのでヴィティを通して渡せるので我慢して欲しいですので」


なるほど。チグハグな知識は俺の適正の問題だと言われたな。ヴィティを通せばその適正は問題ないと。

つまり俺が生きてる限りヴィティは自由がないのか?ちょっと申し訳ない。


「仕方がないですので、神の眷属としてヴィティはジンの気が済むまでいてやるですので!感謝するですので!赤ちゃんのあやし方も既にバッチリですので!!」


短い尻尾を振りながら憎まれ口を叩きつつ凄い協力姿勢を見せるヴィティ。

それじゃあお願いねヴィティちゃん。とミラも楽しそうだ。

まあ、俺もそのほうが助かるし、長生きするし、いっぱい作る予定だから暫くは俺の所にいてもらうかな。


そんなやり取りをしつつ朝はパン派のミラへミノタウロスによるローストビーフサンドを制作中で、

俺は牛肉と言ったらステーキが食べたいのだ。


料理関係で大金持ちってのも異世界あるあるだけど、調味料は俺の知らない物まであるし、男飯メインの俺にはハードルが高い。

勿論常識チートを使えば作成可能だけど、ここまで物が揃ってると圧倒的なシェアを獲得は無理かなー。

なんとなくだけどミラは美味しい料理でヴィティに様と呼ばれてるのではないかと疑ってる最近。


俺の方は完成っと。甘めのローストビーフのタレだ、これなら形を気にすることなく分量を計るだけ。

アイテムボックスにその機能をつけたから失敗しようがない。頭の中に直接指示するヴィティのサポートもあったし。




「ムロオニは普通の街っぽいなぁ。何日か滞在したらイベッカに向かおうか?」


頷くミラとヴィティ。正直ミノタウロス美味しいです。いっぱい手に入れたい。

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ