4章プロローグ〜未開の地〜
「別にそんなに急いでないよ?ダンジョンをまた行ったり、近くの魔物を倒して生活するのも楽しいし」
「うん。困ってる人だけを狙った旅ってわけじゃなくてさ、村はおろか人が通ってない場所っていっぱいあると思うんだ。そんな場所を通りながら遠回りの旅をしよっかなって」
「つまり危険な魔物がいたりする可能性がある場所を選ぶですので?」
「ミラを危険な目に合わせるのは気が引けるけど、何かあったときにミラと乗り越えれるように修行の旅かな」
「うん。私もその方がいい!待ってるのは不安だから」
今まで見たことない魔物に出会うであろうから、知性ある魔物についてミラに説明した。
「なるほど、魔物同士コミュニティを持ってるのはいるけど、人型かどうか関係なく、ある程度知性がある魔物はその土地の言葉を話せるのね」
「ジンの長い説明を1言で纏めたですので」
人の気にしてることを的確に抉ってきたな。
「そうそう、言葉を話せるからって友好的とも限らないし、いきなり攻撃してきても知性が高い場合もある。相手は狡猾に騙してくるから」
それに人の目の無いところだと、細菌をばら撒く奴等に会えるかもだしな。
閲覧有難うございます。
ブックマークしてくれた方本当に感謝です。
ポイント付けてくれた方も感謝しています。
書く励みになっています。
拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




