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常識チートは非常識  作者: ¥$終
神からのお願い〜探究と解明と解決を〜
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違和感と初めての能力

「本当に助かりました」


村長や村人達から頭を下げられる。村から死人は出なかったがまだ全快してない人もチラホラいる。


「いえ。たまたまで」


なんだこれ?目の前が緑色になる。

確かカサネ様がエネルギー減少の原因を突き止めるために、自然の流れ以外で減少したら視界の色が変わる様にしたって言ってたな。こんな早くなるなんて。


「死んだ旅人には申し訳ないが、私達に死者がでなくて良かった」


色が戻った。今なんて言った?この病気は長く苦しむからそんなに早く死なないはずだろ?


「すいません。その旅人の死体は埋葬しましたか?」


「これからですよ」


何か引っかかる。見に行こう。


また、視界の色が変わった。旅人の死体が濃くて、いや、どんどん薄くなって元に戻った。


まさか今回の事件とエネルギー減少は関係ある?


とりあえず、村人の体力が回復するまで復興を手伝う。

メイとエイトも含めて4人でやってる。

頭の中で5人ですのでとか聞こえるけど。


また1人村の外から来た。

あれっ?ギルドでルケットさんを庇ってくれた美形冒険者だ!まさか復興に来てくれたのかな?


「貴方はギルドで愚か者を凄い目で睨んでた冒険者じゃないか!まさか冒険者がこの村を救ったと聞いたけど貴方だったとは」


「その説はどうも。貴方がアレに文句を言わなければ私が手を出してました」


まさか俺達のことをしっかり見てたのか。やはり実力者みたいだ。


「院長先生のこと気高き人だと言ってくれてありがとうございます」


ミラは彼にお礼を言う。


「院長先生?」


「前に流行病で亡くなった冒険者は孤児院を開いて孤児を優しく育ててました。私はその方が亡くなった後にその孤児院にお世話になり、この子達と旅をしまして」


「なるほど、やはり気高き人であったか!では、その3人は院長先生という方の子供で?」


「はい。1人は妻です。私はジンと申します。お名前を伺っても?」


「俺は、シル。そう名乗っている」


話し方的に公務員としての貴族ではなく王族の血筋としての貴族なのだろう。で、訳あって冒険者をして本名は名乗れない。そう暗に伝えてるのだろう。


しかし、やたらとエイトとメイをチラチラ見てるな。子供好きなんだろうな。


(エネルギー減少感じた?)

(その質問は失礼ですので)

(何かあったの?)


ヴィティは俺とはテレパシーみたいので頭の中で会話も出来るし俺以外には見えないように姿も消せる。その状態のヴィティと会話したり見たりするには俺と接触してないと出来ない。


エネルギー減少の旅のことはミラにだけ伝えてるが、それ以上のことはまだ先の話だと思って伝えてない


(じゃあ、今夜詳しく話そう)

(うん。)

(ですので!あと夜食欲しいですので)

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。


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