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常識チートは非常識  作者: ¥$終
神からのお願い〜探究と解明と解決を〜
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3章プロローグ〜流行病と〜

ここ2ヶ月ほど皆でポロッサ周辺で戦ってる。ウバリのときと違い色んな場所での狩りだ。


「一旦作戦会議!」


3人を集めて違和感をぶつける。


俺→魔力ワイヤーと魔法で中遠距離

ミラ→身体強化による棒と魔法で近中距離

メイ→身体強化とハンマーによる超近距離

エイト→魔力釘打ち機で遠距離専門


前に少女2人に後は少年1人に守られて戦う大人の男っておかしくね?


「少し戦闘のフォーメーションを変えたい。俺を1番前線に置こうと思う」


「兄ちゃんが前に出たらメイは何も出来ないよ」


いやだって、絵面が悪いし。





家を買ったあと、アケドラタツクロが来たので文句とお礼を言っておいた。凄く年上で目上だけど、同郷としてフランクな口調でもよかったのが楽。


アケドラタツクロと家族の話になり、人間種と子供を作っていたらしい、そのことを詳しく聞いたら、あれから80年経ってるけど妻は30歳くらいに見えるし息子も元気で若々しいんだとか。


ニーナさんとオリエドール作った人の悩みとは。


ちなみにアケドラタツクロの真似をして重婚する貴族が昔増えたけど、契約違反の痛みで死ぬ貴族がそれなりにいたとか。

平等に愛するってのは誰かの真似じゃなく、女性を心から平等に愛してこそなんだ。とかなんとか。

見た目が30歳くらいの女性を平等に愛しているならロリコンの称号は少し取り下げよう。




あと、ミラを捕まえようとした屑どもだけど、

アケドラタツクロが捕まえた奴等は情報を聞いた後、全員強制労働だ。

寿命の薬を作った迷い人は、こちらでの、とある一定の犯罪の被害者はほとんど廃人になるのが不憫で、

この世界でのある犯罪を軽減するため店用の、ゴーレムとホムンクルスの中間を作ったそうだ。オリエドールと言うらしい。

これが出来るまで異性とお酒を飲む店も無かった。


更にアケドラタツクロは犯罪者は死刑すら生温いと、犯罪者用にオリエドールに意識を移す魔法を造った。

つまり、今の時代、重犯罪者は支配魔法をかけてオリエドールの中身に相応しい反応を強制され無理矢理VR体験をさせられる。意識は男のまま。

これを知らずに楽しんでる男たちもいるのだ。こっちの恋愛観に馴染めない人達のために。


聞きたいことも聞けたので冒険者活動することを伝える。



お金を稼ぎつつ、色んな景色を見つつ、孤児院村を開拓出来る場所を探すため、整備されてない道を歩いて夜になれば家に帰る。

休んだら昨日の場所から進むという、イージーな旅をしている。

そして話は戻る。


「メイ、ジンはね?危険を皆から遠ざけたいんだよ?」


「そうかもしれないけど、私だって戦闘訓練したいし」


「いい考えがあるわけですので」


最近ゴブリンの燻製肉を四六時中食べてるペットが口を出してきた。

頬を引っ掻かれたが爪がない。その程度可愛いもんよ。


「ジンがフォーメーションに加わるから変なこと気にするわけですので。ただ、ジンだけが抜けるとミラ様が寂しがるわけですので。

つまり!ジンとミラ様がフォーメーションから抜けてサポートの形を取ればいいわけですので」


言ってることは悪くない。ウバリの街より強い魔物も誰か1人でも問題なく倒せる。

あと、俺の事呼び捨ては敢えて突っ込まない。何故かヴィティの喋り方は癖になってきた。

ヴィティ曰く、ミラ様はジンの奥様のミラを略してらしい。


「まぁ、試してやってみるか」


エイトが魔物の足を牽制し、メイが頭を吹き飛ばす。

複数でも大体同じ。足を狙って隊列を乱して先に出てきた魔物を倒す。


エイトの横からアウルベアが出てくる。エイトは気付いてるのか?魔力ワイヤーを使おうと思っ矢先。エイトの左手にはバールのような物が。

V字になってる方でアウルベアの腕を突き刺し頭部に釘打ち機を連射して倒す。


ヴィティがドヤ顔してるが換金をしにギルドへ。

何か騒がしい。


「知ってるか?昨日からオルタに行く前の村が謎の流行病だから交通規制だとよ」


「あぁ、その病気知ってるぜ。引退間近なロートルが、2〜3年位前にウバリってヘンピな街の近くにあった村で依頼もないのに救出作業して、村人とや医者と一緒に死んだんだ。

俺は賢いから遠くに離れてこっちに来たけどな。あの歳で英雄願望とかそりゃ死ぬわ」


汚い声で笑う中年のおっさん。


「酷い、あれきっと院長先生の事だ」


ミラが涙声で呟いた。黙ってるつもりはない。

大丈夫。腹が立ってるけだ、飲まれてない。


「へー。俺からしたら、俺という実力者を敵に回すアンタは愚かだと思うな。それにその死んだ冒険者は気高き人だ」


「ハッ?喧嘩売ってんのか?」


「喧嘩にもならないよ。でも望むなら喧嘩でも決闘でもしてやるさ」


俺より少し年上であろう、腰に剣を携えたかなりの美形冒険者に先を越され困惑する。けど、ルケットさんのことをそんな風に言ってもらえるのは嬉しい。

あっ、顎に横から掌底一発で終わった。手加減具合も凄い。


「兄ちゃん。俺その村に行きたい」

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。


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