表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
常識チートは非常識  作者: ¥$終
外交官
153/165

閑話

〜アンナさん〜


私は昔アケドラタツクロ様の伝でウアジェト様に魔力パターンを調べた結果、魔力によって惹かれない体質なのです。


そのせいかはわからないけど、私は出来る人が好き。仕事でも強さでも何かを得意としてる人に好きになる。年もルックスも関係ない。だからこそヌイアで1番出来るアケドラタツクロ様の所で働いていた。


でも今の職場の方が好き。この幸せがずっと続けばなぁ。そう思っていたら続く薬を渡された。結婚なんて、この家で働く方が良いです。勿論旦那様に娶って貰えるなら喜びますけど、奥様2人に殺されたくないので黙っておく。まぁ私は奥様に娶られてもいいんですけど。


メイド達ですか?なるほど、優しいですね。でも、問題ないと思いますけど一応確認作業はしておきますか。

今日はいい日だ。私のはしゃいだことは記憶から消し去ろう。




〜アケドラタツクロ〜


いやー、大変だったよホント。孤児院の皆に迷惑かけたからエイト君とホー君のためにもって栄光合衆国の人を入れてみたけど。

早く帰って愛しの人に癒やされなければ。いや、ちょっとジンと遊んでからにしよっと。




〜ランスロット〜


俺はついこの間まではそこら辺にいる冒険者の1人だった。今だって本当はそうさ。

でも狐の少年と縁が有って、貴族が大金払っても手に入れられないような代物を格安で、しかも順番まで融通して売ってくれる。


万能とも言える収納バッグ、大型魔物の攻撃を食らっても痛くない防具に、ソイツを両断出来る武器。野営の為のコテージなんて今まで俺が泊まってた宿屋が霞むほどだ。と言うか持ち歩ける一軒家じゃないか。見た目はテントなのに中身は屋敷だ。そして倒した魔物を渡すと独り身に嬉しい垂涎料理に早変わり。これで活躍出来ないなら冒険者辞めた方がいい。


そんな俺には今悩みがある、不安とも言える悩みが。それは。


「キャー!ランスロット様がまた偉業を成し遂げたわー!」


いや違うんだ。魔力の調整してたらたまたま遠くまで吹き飛ばす威力になっちまったんだ。たまたま魔物にしか当たらなかったけど危うく人殺しなるところだったぞおい。


前の俺と比べたら古龍と蜥蜴じゃないか。


前もダンジョン攻略中に魔法を使ったら壁を何枚もぶち抜いて、中級者成りたての無理したパーティーの危機をたまたま助けたことがある。それでこの扱いだ。


この魔力、もしかしてストレイト家当主の前で寝てしまったから、寿命と引き換えとかじゃないよな?狐の少年の兄貴分なんだ。そんなことないと思うけど正直怖すぎる。

今度聞きに行くか。


〜ミラとメイの不満〜


ジンから思いもよらない言葉が出てきたの。


「まさかドリーがルルナから離れる選択するとは思わなかった」


「どういうことー?」

「もしかしてドリーってルルナのこと好きなの?」


「そうじゃないか。だってアイツ、ルルナのこと良く目で追ってるし、同じ男だから分かるんだよ」


へぇ。私の気持ちは中々気付いてくれなかったのに。ジンったら。

あら、そう言えば。


「ねぇメイ?あれからジンにあの挨拶されたかしら?」

「されてないー!」


ジンってば、そんな風に言われたら嬉しいわ。でもそんなことで簡単に許すなんて思わないでよ。

まだ許してないんだからもっと言ってね。メイもそうよね?

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ