お裾分け
新発見の金属と帰宅を祝われて盛大にパーティーをしてもらった。子供達3人組も結構しっかり仕事を覚えてるようで安心だ。でもドリーが若干メイド達に怯えてる気が……。
さて、一晩しっかりと饗されたしフィニティの量産に入るか。ミラとメイからはSDカード程のフィニティを2枚分けてもらったのだ。
どっちの方を渡すとなった時にお互い譲らなかったので2枚なのだ。
俺自身、今回大量の魔物を倒したおかげで魔力が上がってる。魔製オリハルコンを限界まで作って回復を測ってみたいのもある。
ちなみに二人は俺の装備から作り直すみたいで、あっちはあっちで量産体制に入ってる。
289秒、285秒、290秒、274秒、280秒。よし、5分の壁を切れた。前は平均7分、早くても5分台だったのを考えれば十分か。
あ、増やしたの奇数になったな。もう一回っと。よし!5分切ってる。増えたフィニティを半分にして孤児院に持ってくか。いや、今はマールケット商店が正しいのか。
まあ、前にヌイアを巡りながら孤児や行き場のない人を集めてたみたいだし孤児院のなのは変わらないかなっと。
「「「こんばんは!」」」
「あら久し振りね、いらっしゃい。妊娠の報告じゃなさそうね」
いや、まぁ、それはそのうちに……。
「あのね。ちょっと珍しいのを手に入れたから渡しにきたの!」
「あの子達は起きてますか?」
「リンカはさっき丁度寝たわ。カイトは起きてるわよ」
「ヴィティちょっとカイトの所に行ってくるですので」
結果ニーナさんとホーの部屋に大体のメンバーが集まりフィニティの説明をすると、何故か険しい表情になったのはどうしてだ?
「まぁ、兄さんのやることですし」
「うん。そだね。エイト兄ちゃんにこれ渡したら喜ぶよ」
「ホー兄、これで作った装備は流石にランスロットさんには渡せないよ?」
「わかってる。僕はそんな非常識じゃないから」
非常識とは誰のことだろう?うん。兄弟にそう思われてるのか……。
「ヴィティのもふもふの虜になるですのでー♪」
「そうそう、これの増やし方だけど、ホーかエイトの魔力をほとんど注いだヒヒイロカネ以上の金属なら吸収するから。カイト君とリンカちゃんの衣類に使えば一緒に成長するし」
「エイト兄ちゃんならジンフィニティでここを建て直ししそうだね!」
「うん!メイもそのうち屋敷をジンフィニティに全取り換えするつもり!」
「しっ!そろそろカイトが寝そうですので」
「んじゃ、そろそろ帰るよ。ニーナさん騒がしくしてすいません」
「別に気を使わなくても大丈夫だよ。マーヤさんも付いてるし皆協力してくれてるから」
「それじゃあ兄さん。元気でね。落ち着いたら言いたいこともあるんだ」
「ああ、楽しみにしてる」
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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




