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常識チートは非常識  作者: ¥$終
外交官
139/165

まだ元気

「ねえジンさん、今何階?」


「200から先は数えてないや」


「265階ですので」


自己ベスト更新か。でもまだまだ先は長そうだな。というか最近は装備よりも貴金属や宝石ばっかりだな。メイが喜んでるから別に良いんだけど。


「ねー。メイ達が探してるのってどんなの?分かんないと見つけた時それって分かんないよね?」


「それは言えないですので。でも見つけたら分かるですので」


なんだよそれ。メイがブーたれてるし慰めるか。


「今日は一回休みませんか?」


確かに疲れてきたな。急ぐこともないし魔力鍛錬してから休むか。


「まだ強さを求めるですので?ヴィティの知る限りジンが、いえ、孤児院で料理してるココ達でも魔物相手なら負けないですので」


???

何言ってるんだ?


「メイもマナと同じだけの魔力になるように頑張るよー!」


「ええ、私もヴィティちゃんにはいっぱいお世話になりましたし」


俺がマナになって溶ける夢は話していない。恥ずかしいから。マナの濃度を上げて欲しいって言ったのは他ならぬヴィティだ。俺もどうなるか気になるしな。


「マナメタル、またはマナクリスタル。もしもマナだけを人為的に凝縮して出来た物質は理論的には可能ですので。ダンジョン製魔物を倒した時の還元と、ドロップで強い魔力を含んだ物質、そして倒した人の強い魔力が合わさって出来た物がそれに近いと思われるですので」


どうした?デレ期か?

(別にそんなんじゃないですので!)


「それってどんな性質なの?」


「作り手の思うような性質になるですので。しかも使えば使うほど持ち主に呼応して成長するですので!」


それはいいな。主人公の武器がレベルと連動する武器って好きなんだよ。ただ俺が初めてそういうのに出逢ったゲーム、あの絵本みたいな世界が好きだったのもあるけど。


「ですので。どんな物か、そして名前は見つけた人に……、ジンに名付けて欲しいですので」


「そっか。しっかり考えとくよ」


「成長って言えばモユルとドリーのことだけれど……」


そうしてまだ見ぬ金属を探しながら嫁達との会話をしてよるは更けていく。


いい匂いがする。ちょっと考え事してたら寝るの遅くなってしまった。

メイドが作ってくれた出来合いの物じゃなく二人が作ってくれてるのか。最近は色んなことやって、自分達で畑と畜産までやってるから材料も色々入ってる。


「ジンさんおはよー!」


「起きたのね。朝ごはん出来てるわよ」


「凄く美味しいですので」


そこは待っててくれよ。まあ、待たせてしまった俺が言うのもあれか。よし、食べるか。




さて、フロアを完全に見るより階段見つけたらさっさと次に行くほうがいい感じっぽいな。アケドラタツクロからメイドが寂しがってるって言われたし。

暫く更新停止して申し訳ございませんでした。

以前のように毎日更新は無理かもしれませんが書けたらすぐに更新するスタイルに変えていきます。


引き続き閲覧してもらえるよう頑張ります。

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