9章エピローグ
とりあえずアケドラタツクロに頼まれた仕事は大体終わったな。
他の大陸は栄光合衆国との交流を深めて問題点を見直してからと言われたし。
屋敷でゆっくりするのもいいもんだ。落ち着いたら皆の所に顔も出したいし。
最近仕事外でミラとメイとの時間が取れなかったし家族サービスもしたいな。
メイド達にも休暇をあげようとしたら、泣いていらないと言われた。元社蓄としてはメイド達にはホワイトな職場と思って欲しいんだけどな。
ん?アケドラタツクロから電話が来た。仕事は暫くないって言ってたのに。
「怒らないで聞いてほしいんだ。別に俺が悪いわけでも、長い目で見たらプラスなことなんだけど」
長い歴史の中その前ふりで怒らない話が今まであっただろうか?
長い目ってことは今はマイナスなのか?
「屋台では出してない、孤児院の高級低温熟成肉なんだけど、俺が個人的に買ってるのが俺の子供達にバレて皆も買い始めたんだよね。
そうしたらどこから漏れたのか貴族達が押し寄せる押し寄せる。しかも俺がエイト君に頼んだ付与魔法一杯のハイスペック家具とかもバレてさ、
今や屋台マールケットじゃなく、王家、貴族御用達のマールケット商店と言っても過言じゃないんだ」
ってことは?
「物凄い繁盛してるんだ。忙しすぎるくらい。しかも、貴族となったストレイト家に助けを求めたら大変だからジン達には内緒にしてたらしい」
変装して手伝うか。騒動治めるのはお前がやれよ。
「マールケット商店への素材提供はジンとこのメイド達がやってるからそっちの労いもよろしくな」
あの野郎。とんでもないことやりやがって。
そんなに忙しいならメイド達もなんで休みを嫌がったんだ?
閲覧有難うございます。
ブックマークしてくれた方本当に感謝です。
ポイント付けてくれた方も感謝しています。
書く励みになっています。
拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




