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常識チートは非常識  作者: ¥$終
外交官
122/165

自己ベスト

千手観音ゴーレムが魔物を駆除してくれるのでただ道を探して歩くだけの作業になってる。


「2人も怪我しないように何か欲しい装備ある?」


「私はジンに貰った指輪で結界張れますし、いつも守ってくれるから大丈夫ですよ」


「うん!メイも!」


「ヴィティにも靴下ありがとうですので!」


ヴィティへのプレゼントは3人で考えてたのだ。俺は動物に服を着させるのは否定しないが、進んではしたくない派なので、リボンか靴下にしようと提案したら靴下になった。


魔物も色んなのが出てるけど、今のところ苦戦しないし魔法の威力を上げる必要もなさそうだ。


「そろそろここのダンジョンもまた暫く放置しても問題なさそうですので」


「ヴィティちゃんを嫌ってる人なら無理して頑張らない!」


「そうね。帰りましょうか」

「ちょっとまった!」


いきなり目の前に少年が出て来た。多分眷属なんだろう。ヴィティが姿を消したので間違いなさそうだ。


「お願いだからもっと下層まで行ってよ。数百年は誰も来てないし」


「ヴィティちゃんを嫌ってるんでしょ?別に私達に言わなくてもそのうち誰か来るわよ?」


「別にアイツを嫌ってるの俺だけじゃない!知の神かその仲の良い神以外の奴は無関心か嫌いかのどっちかだ!その理屈ならほとんどのダンジョン行けなくなるぞ!」


コイツお願いしてる立場なのにどうしてヴィティのことを悪く言うんだ?家族のことを悪く言っていいのは家族だけなんだ。

ヴィティのこと何も知らない癖に。


「メイこの子供嫌い!」


「家族会議により帰ることが決まりました。ただ、このまま帰ると神様には悪いので」


魔力を7割まで集中させる。イメージは気のエネルギー波だ。

両手を合わせて足元に解き放つ。魔力に耐えれるのは迷い人のアイテムボックス内かダンジョンくらいなものだ。他は全力出したら大陸や、下手したらこの星に何かあるかもしれない。


後ろで2人の黄色い歓声が聞こえる。エコーチェンバー現象にならないようにしないと。そう考えるとヴィティの厳しい突っ込みはうちの家族に必要だな。


「な、な、な、」


震えてる管理者を余所に皆で空いた穴に飛び込む。結構深いな。おー、1度でこれくらい潜れるなら他のダンジョンでも攻略はこれにしよっかな。


「人気のないダンジョンじゃないと巻き込む可能性があるですので」


「ジンさんすごーい!一気に凄い下まで来れた!」


「何階くらいなのかしら?」


「192階ですので」


おー!言われた通り下層まで来たんだ。これで良いだろ。たまには屋敷に帰ってゆっくりしたいし。

閲覧有難うございます。

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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

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