0章~エピローグ~
「あらあらまぁ、ジンさんはそんなことを。迷い人って鈍感さんなのが普通なのね」
3人で冒険に行って帰って来てからずっと恋する乙女の眼をしてるのに。
「私は違いますよ。ちゃんと好意を向けられたら気づく自信はあります!」
ホーエンハイム。もっと頑張らないと駄目みたいね。
「そうね、そうだといいわね。それで、ジンさんは?」
「ミラの看病して貰ってます」
「貴女、優しいのか酷いのか微妙なことするわね」
「勿論優しさですよ」
ニーナの目が凄いキラキラしてる。
「ミラ姉起きたって!」
メイがドアの前で教えてくれる。
「では、うちの新しい住人を歓迎して、かんぱーい!!」
「「「かんぱーい!!」」」
「ありがとうございます!これからよろしくお願いします!」
正式にマーヤさんに招待されここのメンバーになった。
席の両隣はホーとミラだ。
料理をしてる時間にギルドへ行き、換金を済ませお金を分配した。合計12万イェーンで1人4万だ。
ちなみにギルドへは1人でだ。孤児院の子供がお金を持ってるのを冒険者とかに見られるのは良くないので配慮した結果だ。
孤児院にお世話なるのでお金を渡そうとしたら、借金返してからでいいですよと言われた。早く一人前になろうと決意する。
「それで冒険者活動はどうするのかしら?」
「はい。2日は3人で稼いで2日は自分1人、そして1日休む。この繰り返しをしようと思います。」
「ジンさん1人?私も着いてきたい」
「ジンさんはギルドに返さなきゃ行けないお金があるから、1人で稼ぐ日も必用なの。それにミラが大事だから危険な場所に連れてきたくないのよね?」
ニーナさんがフォローしてくれる。
「はい。森に入ったりはしませんけど、やっぱりオークを狩るのは実入りがいいので、それに万が一なにかあったら嫌なので」
「わかった。私待ってる」
本当に素直でいい子だ。ホーがジト目でこちらを見てるけど狩り日が少ないのだろうか。
「借金返して、経験積んで強くなったら3人の日も増やすよ」
「無理しない程度で頑張ってください。僕は孤児院の方も手伝いたいので、行けない日もありそうですけど」
食事も終わり片付けを手伝う。ニーナさんは魔力が増えてやれることが増えたので確認したいそうだ。チートに磨きがかかる。
今まではホーとミラくらいしか知らなかったが他の子供達の顔と名前を覚えてこう。
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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。