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常識チートは非常識  作者: ¥$終
外交官
117/165

時代の最先端

スクイーズ州の州知事室にて


「最近税が減ってきてるし、物がスクイーズに来ない。お前らは何をしている?」


「はっ。それが、うちの特産品が売れず、旅行者もほとんど来ず、そして何より他州に引っ越すものがかなりの数でして」


「そんなこと書類を見れば分かる!それの原因は何かと聞いてるんだ!」


「おそらくですが、前にヌイアから来たあの者の言っていた、ワープゲートなる扉と、飛行機なる空飛ぶ乗り物が38州が受け入れた模様。それで他州への旅行が安くなり、どこの州も安定した物価で幅広く物品を揃えれてるのが原因かと」


歯ぎしりをするスクイーズ州知事。


「それではまるで私が間違っていたみたいではないか!くっ、忌々しいがあの長生きだけが取り柄の奴に連絡をせねばなるまい」



スンピーワ州知事室


「くそぉ!なんなんだ。あのヒトモドキの甘言に踊らされやがって!」


スンピーワでは獣人こそが人で、エルフ、ドワーフ、人間とかはヒトモドキなのだ。


「このままでは我が州は減衰の一途を」


「分かってる!そもそも誇り高き我らがヒトモドキと貿易を行ってたのが誤りよ!」


これは駄目だなと、他州に引っ越すことを決意する取り巻きたち



会議室にて。

スクイーズの陳情書を見て高笑いをする国王ジョージ。そしてアケドラタツクロとジンファミリーはニヤニヤしている。


「これでアイツらも考えが変わるだろう!変わらなければ滅びた後に他の者が治めればよい。というかスクイーズは滅びろ!アイツら知事一族は大っ嫌いだからその気持ちを忘れないためにも我が死んだ理由を名前に変えたのだからな!」


「えっ?王様の死因って?」


「昔話題になったジャパニメーションをDVDで見ながら、主人公死ね、主人公死ねって呟いて見てたんだが、本当に死んで喜び過ぎてショック死。もう最悪だよ!」


アケドラタツクロが椅子から転げ落ちて腹を抱えながら、苦しい、助けてと笑いながら苦しんでる。

いや、人の死をそんな風に笑うなよ。ふふふ。


「他人事の、ように、言ってるジン、も、失笑してるですののので」


ヴィティお前もな。

落ち着いた後ヴィティに確認したところ、転生者エネルギーの1位はニーナさん。

次いでジョージ国王、3位にアケドラタツクロ、4位がオリエドール作り、錬金術を広めたセツナさん、5位にウアジェトさん

7位が俺らしい


隕石よりトラックの方がエネルギーあるのか。他は隕石よりインパクトあるし納得だ。

セツナって人はどんな死に方したんだろ?



「まあ、これで州知事問題が終われば特殊貴族ではなく、上位貴族で晴れてジンも家名持ちだ。当然考えてるよな?」


ミラとメイが俺を見る。ヌイアや栄光合衆国はすごく広い。時差が凄くて大変だったんだ。特にヌイアならまだしも栄光合衆国やヌイアと行き来するだけでもう。

でもそんな、当然じゃないか。そんな大事なこと、忘れてなんか。


「俺達3人での家名だ、これから4人で話し合って決める」


3人での家名当たりでヴィティがアピールしてきた。だから忘れてなんか。

閲覧有難うございます。

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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

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