閑話〜その時の皆〜
〜結婚と孤児院〜
「ホー兄ちゃん、多分アケドラタツクロ様の力だと思うけど、急に結婚出来るように僕達はなったけどすぐするの?」
「エイトこそ出来るけど、するんですか?」
「分かってる癖に。僕はメイが悩んでるのに何もしなかった。だから頑張ってるメイの答えが出るまでしないよ」
「ニーナさんも似たような感じだよ、メイの気持ちに気付かずにはしゃいじゃったってさ」
「兄ちゃんならどうにか出来るかな?」
「どうだろう?でも、どうにかしてほしいな」
「マーヤさんは気付いてたんですかぁ?私ったらぜんっぜんわかんなかった」
「なんていうかメイのは、お兄ちゃん大好き♪パパ大好き!大きくなったら結婚するの♪的なやつだと思ってたわ」
孤児院にため息が重なる。
〜メイド長ナサキの日課〜
今日も1日が終わったので女神様の役に立つための魔力鍛錬をしましょう。
「うっ、ぐっ」
いつもより集まりが悪い。旦那様が少しずつ集めて、集めにくい時は無理をするなと仰ってました。
けど、これは無理ではないのです。やりきります。
気が付いたら朝です。あれ?なんで皆さん私を見つめて、
「大丈夫でしたか!痛い所は?ナサキさん口や鼻や色んな所から血を流して倒れてたんですよ!もう無茶はしないでください」
私としてはしてないのですが。でも仲間が悲しむならもう少し安全に気を使ってもいいかもしれません。
〜国王ジョージ〜
えっ?窓から俺がオタクにハマった切っ掛けのアレがある!即座に調べないと!
よし!門番をしていた兵士ゴッジョブ!
仕事頑張ってスケジュール空けるぞ!
マーベラス!アメージング!あの未来道具が出てきたではないか。こちらに来て数えるのが馬鹿らしいくらい経ったが、まさかこの目でジャパニメーションを見れる日がくるとは!
〜結婚式〜
「ねぇジートルド?私のことを慕ってるあの子と話してきてもいい?2人だけになりたいの」
「ああ、あの子だな。俺が妬くらい仲がいいな」
「ふふ、それじゃあ少し待っててね」
「結婚おめでとうございます!」
「ありがとうメイちゃん。ねぇ、メイちゃんは私に嘘を言わないわよね?」
コクリと頷く。
「メイちゃんは恋に悩んでるでしょ?言わなくてもいいわ。でもね、メイちゃんの魅力は絶対に届くから。メイちゃんが私のことを好きなくらい私もメイちゃんのこと大好きなのよ?
だからあのお人好しもメイちゃんの魅力にやられる日がいつかくるから頑張って!」
「でも、メイは」
「私に嘘は言わないのよね?諦めるの?それとも私を信じて頑張るの?」
「頑張ります!メイ、兄ちゃんと夫婦になりたい!」
「それじゃあいっぱいあるメイちゃんの魅力を1つ教えてあげる。好きなことに真っ直ぐなところよ♪」
「わかりました!ダリア様から魅力あるって言われて勇気出ました!」
「応援してるわよ」
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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。




