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常識チートは非常識  作者: ¥$終
外交官
103/165

ジャパニ

3ヶ月近くかけてやっと首都ジャパニに到着した。まさか車だと気まずくなるからって途中まで徒歩だったのが理由だろう。


間にミラと誕生日パーティーもしたけど思ってたより盛り上がらなかった。


その間も色々あったが3人で乗り越えてきた。今度は3人ともやらかして、その度に他がフォローしてきたのは過去のジンの失敗談が活かされていたのだろう。



そしてジンとミラは覚えていない。ヴィティがムロオニの街に行く前に、迷い人はいるだけで周りに影響を与えると言った話を。


ロリハーレムのアケドラタツクロとよく一緒にいたエイトはもちろん、メイもミラも、そして迷い人であるジン自身にも影響があるのだ。

その影響をミラは、止めにアケドラタツクロと妻達と数日暮らし、普通に暮らしてたら絶対に表面化されてなかった想いが少しずつ出てきたのだ。


ホーエンハイムの言葉によって挙動不審になったジンの如く。


素質のない直轄部隊の方々は精々恋人を作るか、それを見て羨ましがるだけなのだが。


「着いたけど王様に会えるのかな?」


「多分。ここの国王が初代国王だって言うなら多少考えがある」


「多分有効ですので」





城入口


「すいません!私は海の向こう側の大陸エッゾの国ヌイア国の外交大使として来た者です。前もって連絡出来なかったのは申し訳ないですがこの手紙を国王に見せて下さい」


「それが本当だとしても素性の知れぬ者の手紙など渡せんぞ?」


「もちろんです。失くさないように持っていてくれれば構いません」


最初に降り立った州の名前を付けるなら通じるだろう。

うちの職人メイに作って貰った約1/1プラモデルだ!


零と初と弐の3体を空中に浮かせフィールドを展開させるジンとそれを見て驚く兵士。

それでも腰を抜かさないのは練度が高いのだろう。


「驚かせてすいません。ちょっとした余興ですよ。ホテル、カーラにいますので、もし国王様が興味を持ったら手紙お願いしますね」



「ジンさん、あれで良かったの?」


「メイはまだわかってないのね、向こうから時間を取ってもらうのを待つんでしょ?」


3ヶ月の旅でミラとメイに変化が起きた。ジンからしたらその変化はちょっとずつなので、違和感があるだけで普通に受け入れてる。


「うん。ミラの言ったとおりかな。その方が交渉もしやすいし」


「それじゃあ、いつ呼ばれても良いように早く寝ようよジンさん!」


「メイ?今日は3人の日でしょ?」


(あれ?なんか最近メイとも添い寝するのが普通になってる気が……)


(ミラ様とメイが独占欲より、同好の志という想いが勝ってますので。元々家族愛に飢えてた仲の良い2人が同じ人を好きになったらこうなるですので?ヴィティにも最近分からないこと増えてるので調べるですので)


まずならないであろう。あくまで素質を持ったこの2人がアケドラタツクロの影響を受けて初めて成り立った事例である。

閲覧有難うございます。

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拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

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