表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
常識チートは非常識  作者: ¥$終
外交官
100/165

奴隷商

突然声をかけられ驚く3人。

(お揃いのアクセサリー着けた女性以外の女の子を連れてればハーレム野郎かなにかと思われて当然ですので)


それもそっか。こっちは一般の重婚もあるし、エッゾの奴隷ギルドとは違う、本当の奴隷商いるもんな。


ジンにしがみつく2人。それを見て奴隷商は無理そうだなと悟る。


「すいません!妻と妻の妹なんですよ。大事な家族なんで!」


「おう、そりゃ悪かったな!2人とも大事にしてやりなよ!」


(奴隷商だけあってすぐにメイの気持ち気付いたですので)



「さっきは驚いたね。こっちってあれが普通なの?」


「あぁ、犯罪したり借金した人達は人権を剥奪されて半物扱い。いや、ペット扱いか。売りに出される」


「兄ちゃんさっきはありがとう!」


「そういえばどこに向かってるの?」


「この国の雰囲気見つつ、アケドラタツクロに頼まれた交易を国に持ちかけようかなって」


今度は神様からエネルギー回収大使と、外交官としての大使を任されたので役目を果たそうとしてるのだ。

異文化交流でもエネルギーは発生するので一石二鳥である。


ちなみにこれに任命されたことにより、ヌイアに特殊貴族という新しい立場が出来て、自分が重婚可能な立場になったことをジンは知らない。


「本当はワープゲートを改良したのを両国に置くつもりだったけど、海域を決めて海産物も特産品にした貿易もありかもな、そうしたら船が必要だ」


「船!メイはムロオニの船より強力なの作りたい!」


ジンに抱きつきそうになったのをミラに止められるメイ。


この世界は魔物大陸とダンジョン深部を別にしたら海の方が強力な魔物が多い。ムロオニの漁師ですら遠洋漁業が出来ないほどに。

シーサーペントなんて海では雑魚なのだ。ムロオニに現れたのは縄張りがなく魔物のいない海域に逃げて威張ってる、補欠のサッカー部が授業でイキるような感じだ。


「とりあえず魔物の強さを見つつ王様がいるところを目指そっか」




「うーん。強さはマチマチだけど、割と食べると美味しい魔物が多いな。土地柄か」


「美味しい魔物が多い所に人が集まったとも考えれるですので」


しっかり食事してアイテムボックスに入れてそんなことを会話する2人。

実際はヴィティの方が正解である。

解体はメイに任せである。


「道中色んな冒険者を見かけたけど、皆パーティーを組んで役割分担してるのが普通なんだな」


「エッゾと違ってこっには魔物専門の人達が多くて、1人で戦うのは不得意ってこと?」


(ん、というか、MMORPGぽい戦い方なんだよな。特化型の集まりというか。首都に行ってみないとわからないけど、この強さなら海を越えるの無理そうだ)


「そうだね。まあ、俺達も魔物狩りばっかりだから人のこと言えないけど」


結局冒険者ランクを上げないまま海外に来てしまったのだ。つくづくテンプレに縁がない。

閲覧有難うございます。

ブックマークしてくれた方本当に感謝です。

ポイント付けてくれた方も感謝しています。

書く励みになっています。

拙い文なので誤字脱字多いと思いますが報告等あれは対処します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ