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(`・ω・)つ=!ニニニフξVSξ<ニニニ!=⊂(・ω・´) その三

「だから悪かったって・・・」

「うるさい・・・近づくな・・・」

困った・・・ナタリーは俺から半径50m以上近づこうとしない。先の戦闘以降、ナタリーに嫌われたみたいだ。

試しに猪肉や魚で釣ってみたが、瞬動スキルを用いられて肉と魚だけ盗られた。

「悪かったって・・・」

「うっさい・・・」

猫じゃらしでも用意しないとダメだろうか?いや、そしたら今度は猫扱いするなと本気で殴られそうだ。

「おじさん、元気出しなよ。ナタリーには私から言っとくから・・・。ナタリーも意地を張らないの!」

見るに堪えたのか聖子が仲裁してナタリーを説得してくれた。イヤね、別に仲良くなりたいとは思わんが、こう知り合いからダイレクトに敵意向けられるとどうもね・・・

とりあえずナタリーとの問題は聖子に任せ、気持ちを切り替えてハルキとの第二試合を始めることにして、臨時の控室へ向かった(なお、この控室はルインが作った)。


「ちょっとあなた!!」

控室に入った途端、またハルキにどやされた。

今度はなんだ・・・

「あれの何処がタンクよ!!ただの格闘技じゃない!!第一、あんたも瞬動使えたんじゃない!」

そうか?俺は俺なりにタンクらしいことはしたつもりだぞ?それに、俺の場合、俊敏性にもステータスを振っていたから自然に覚えられただけだ。低い俊敏性で瞬動スキルを発動する方法までは知らん。

「認めない!あんたがタンクなんて認めないんだから~!!」

何がいけなかったのだろうか?タンクって高い防御力で攻撃を無効化する職業だろ?

「お父さん、一応言っとくけどお父さんが今考えているであろうそれはタンクとは言えないと思う・・・」

おおルイン、お前もか!!

「と、とにかく!次の試合も負けないんだから!!」

そういってハルキは試合場へ向かっていった。これって、俺とあいつの決闘なんだよな?

決闘って何だっけ?第三者とボカスカ戦うおのだっけ?

なお、現在清とハルキの試合結果は1対1で今のところは引き分けだ。


第二試合はオリヴィアとの戦闘だ。

弓使いというのは、連射性が低く思われがちだが、実をいうと決してそうではない。長弓や和弓などの大きなものは威力を重視しているため、連射性は低い。しかし、狩猟などで用いる短弓は最下級魔法には及ばないが、中級魔法よりは圧倒的に連射性が高い。その上、属性付与や上級魔法に匹敵する必殺技をぶっ放してくるんだからたまらない。

見た所、オリヴィアが持っているのは長弓だ。しかし、勇者パーティの後方支援者。ただの長弓じゃないだろう。

「はじめ!!」

セリアが合図を出した途端、物凄い速さで矢がセリアへ接近する。早いな・・・秒速100m位ないか?たしか男子和弓の記録で初速約5~60mだっけ?矢が地面に半分以上深々と刺さっているよ・・・

ハルキはとっさに躱し、大盾を構えもせずにオリヴィアへ突っ込む。

それから何度か同じことがあったが、弓の軌道は真っすぐで連射性も高くないためあっというまにハルキはオリヴィアとの距離を詰める。オリヴィアとの距離が500mまで接近した途端、急に連射性が上がった。

よく見ると、長弓だったオリヴィアの弓がいつの間にか短弓になっていた。

あの弓の能力か?よく見るとデザインが変化していないから、弓自体は変わっていないんだろう。しかも、その連射性で速度が変化しているようには見えないから恐ろしい。

後で聖子に教えられたことだが、やはりオリヴィアの弓は伝説の武器だったらしい。名前は「人馬宮・サジタリウス」というらしく、形状の自在変化及び、使用者の眼を強化する能力があるらしい。

やっぱ伝説の宝具って凄いな~

自分が既に神器を所有していることを棚に上げ、宝具を羨ましがる清。その後、不安になった桜から浮気はダメと泣いて咎められ説得に苦労したとか・・・


さすがにこの連射性と威力の前ではハルキも躱しながらの接近が難しくなったため、大盾を構え始めた。

「エナジーシールド!」

ナタリー戦でも使った防御技で弓を防ぎながら接近し始める。先ほどより圧倒的に遅いが、確実にオリヴィアへと接近し始めた。

というか、なんでこんなに矢を射抜けるの?あきらか矢の本数が多すぎない?ってあれ?弾かれた矢がどこにもない・・・

「この結果、お父さんはどうみる?」

「ハルキが負ける。」

「え?確かに防戦一方だけど、カウンター技あるでしょ?」

甘いな、我が娘よ。その気になれば弓使いは後方へ撤退しながらの射撃も可能だ。そして、タンクのカウンター技のほとんどは射程が短い。

「ノヴァブラスト」

あくまでクールにオリヴィアが技を発動した途端、矢の先に光が終結し始めた。確か、矢の威力を増強させる技だったっけ?前に知り合いが使っているのを見た時は大岩に風穴開けてたな。なんにせよ、勝負ありだ。

威力が増したオリヴィアの矢が案の定ハルキを大盾ごと貫く。幸い、ハルキ自身には着弾したが、貫通はしなかったし血の一滴も流れていない。しかし、威力までは消せなかった模様で後方へ大きく吹っ飛んだ。

「カハッ・・・」

空中で回転しながらハルキが地面へ倒れる。その瞬間にオリヴィアが接近し、いつでも矢を発射できる体制を構えた。

「そこまで!」

セイリの判定でオリヴィアに白星が上がった。

「あんな方法があったのね。」

「それに関しては経験の差だな。お前の能力は知識を与えるが経験を与える訳じゃないしな。」

想像してみよう。同じ水色の色紙を2枚出されて、こっちがアクアカラー、こっちがアズールカラーと言われたところで、判別できるだろうか?そもそも、アズールカラーなるものがどんなものか分からなければ判別も出来ないし、知っていた所で判断も出来ない。その辺の道は知らんが、色関係の仕事をしていれば分かるのだろうが、俺には判断がつかん。こういうのは経験でなと分からない。同じように、知識は分っても経験が無ければどうすることも出来ないものは沢山ある。これもQueen(知識)の欠点の一つだ。

「それよりルイン、ハルキを治療してきてくれ。ありゃ、内出血を起こしているかもしれん。」

一か所に集中的な攻撃を受けたんだ。下手をすれば骨が折れたり内臓が損傷する可能性もある。実際、セイリがルインを呼び始めた。

「あ、は~い。分かったわ。」

ルインの回復能力は高い反面範囲が狭い。故に大回復技は基本的に一人一人かけてゆく必要があるのだが、このような緊急を要する状況ではかなり重宝する。ついでに破損した大盾も修理したらしい。


セイリとルインがハルキを治療し、次は俺とオリヴィアの戦闘になった。

さて、どうなるかな?


人馬宮・サジタリウス(弓)

世界に12個あるといわれる星の力を内包した宝具の一つ。


使用者の目を魔眼に変化させ、ありとあらゆるものを見れる目を与える。ただし、命中率が上がるわけではない。なお、透視は出来ない。

弓の形は任意に変更出来、魔力を消費して弓を生成して攻撃できる。


面白いと思ったら評価、ブックマーク登録をお願いいたします!(*・ω・)*_ _)ペコリ


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