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≡Σ(ノ `Д´)ノゴルァァァ Σ(゜Д゜;)ウェ!?

「ごめんなさいおじさん!!」

俺はハーフエルフの里の門に出た直後、勘違いした聖子に雷の弾丸を当てられ一時期気絶したらしい。ハーフエルフの里の中にある家の一つの中で5時間ほど気絶していたらしい。

「気にするな。とりあえず後で鉄拳制裁だがな。」

「あれ!?『気にするな』じゃ無かったの!?」

「誤解とはいえ撃ってはいけない人を撃ったんだ。自分の体に戒めとして残すのは当然だろう。さぁ、頭を出しな・・・」

「ちょ、る、ルインちゃ~ん!助けて!!おじさん何か怖い!!」

娘を盾にするか。ほうかほうか・・・

「というか、俺はルインの電圧受けても傷一つつかなかったのに何であんな小さな弾丸で気絶したんだ?」

「あ~、多分それ一か所に集中的に雷が当たったとかじゃない?私のLightning Volt(電圧拳)やLightning Beat(電撃拳)は威力は高いけど攻撃範囲も広いから対象にかかるエネルギーって実は大分低いのよね。」

「それでもお前の方が大きくないか?」

「あの(たいかいちゅう)は手加減していたし・・・」

「その後に半径6キロ圏内を消し炭にする技を使ったお前が言うか。」

「だからお父さん制裁として頭殴ったでしょ。あれ結構痛かったんだからね。それ以降、一応技は手加減しているし・・・」

かつて桜を襲った盗賊達を問答無用で射殺した人とは思えないセリフである。

「つまりはやはり戒めは必要ということか。よし聖子、面貸しな。」

自分の話が終わったと思っていた聖子が急に戻った話に驚愕する。

「うぇ!?何で急に僕に話し戻るの!?」

「元々話は変えてないぞ。まぁ、お前に関しては後で1時間ほど説教するとして・・・」

途端にルインから憐れむような目線が聖子に注がれたが、清はスルーした。

「お前、確か神官と一緒に行動してたよな。あいつはどこ行ったんだ?置いてきたのか?」

「ああうん。ハーフエルフの里が襲われてるって言われていてもたってもいられなくなって・・・本気の速度の私についてくるのは無理だからみんな今一生懸命ここに向かっているはず。」

「それで俺に誤射した訳か。」

「あぅ・・・ごめんなさい・・・」

「フレンドリーファイヤーしちゃったのね・・・」

「お願い、もうやめて・・・私のライフはもうゼロです・・・」

とりあえず、聖子を弄るのはこれ位にして暴走した純血主義者達は全員無力化するために殺害するしか無かったこと、彼ら全員に催眠の可能性があったことを伝えた。

「誰かが煽って彼らを暴れさせたって事?」

「可能性としてはな。だが、多くの人に催眠をかけるのはだいぶ大変だ。恐らく、長い年月をかけて催眠させたんだろう。そもそも生きる時間が長いエルフは適任だったんだろうな。」

「いや、それ自体は簡単だと思うわよ。」

「どういうことだ?」

「Nightmare(精神)は対象の精神状態を詳しく調べられるの。彼らは元々ある自分の感情を少し後押しされてただけ。それ位なら広範囲の精神魔法を使えば大した苦労もなしに出来るわ。衝動的に行動しているみたいだから多分最近煽られたんだと思う。」

「ヲイ・・・」

急に清の周りの空気の温度が下がり、聖子の肌には鳥肌が発生した。幸い、他の人たちは里の復興に向かっていたため聖子とルイン以外は浴びなかったが、普通の人が浴びれば一瞬で気絶しただろう。

「ルイン、そのNightmare(精神)とかがあれば、あいつらを殺す必要も無かったんじゃないか?」

しかし、殺気を間直に受けたはずのルインはあっけらかんと特に気にもしていなかった。

「だって、彼らは自分の欲望を煽られただけ。それを解除したとしても根本的な解決にはならないから。無駄なことは基本したくないし。」

人の命が救えたかもしれないのに無駄な事と切って捨て特に悪びれもしないルイン。清は今何を言っても無駄だろうから後できつく叱ろうと考える清だった。

「で、でも、何でそんなことをするの?」

下手したらスプリウム帝国での決闘が再開しかねないと判断した聖子が強引に話を戻す。

「さぁな?単純に自分の人族嫌いを同じ考えを持つ人たちが集まった結果手が付けられなくなったか、そもそも血が流れるのが目的か、いずれにしても判断材料が少なすぎる。ルイン、あいつら尋問できんか?」

「したけど、あんままともな内容は得られなかったわ。お父さんの毒で脳細胞がボロボロになってたの。」

あ、それはすまなかった・・・

「コンコンコン」

すると、俺が眠っている家の扉を叩く音がした。

戸を開けてみると、エルフの里の責任者のハドリーがいた。

「勇者様、お仲間が到着されました。ご案内いたしますか?」

先ほど俺と話したときとは違って終始敬語だ。やっぱ、勇者の立場って高いんだな。普段のこいつの行動を見ていると少し不安になるが…

「あ、ありがとう。おじさん、僕の仲間を紹介するよ。セイリー以外はそもそも会ってすらいなかったよね。」

そもそもその人とも一瞬出会っただけなんだがな。

俺達はハドリーに案内され無事だった建物の中で一番大きな建物に案内された。

さて、勇者の仲間の(ツラ)を拝んでみますか。


Nightmare(精神)

任意に対象を睡眠状態にさせ任意に悪夢を見せる

本来の力は対象の精神を操る


Recall(回想)

かつて記憶したものを再現できる。

対象の記憶を読み取れるが、内容は使用者にしか分からない。


Gene(遺伝子)と併用することで一瞬でミニチュアを作ったり、空想でも一応作れるが記憶に依存するため本物とはだいぶ違う可能性がある。


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