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2 〜神さま課長と遭遇!?〜

第2話です。

不定期更新ですが応援お願いします!


ドン!

「イタッ!!」

酷い痛みが腰を襲う。ギックリ腰になったら先輩を呪おう、足の小指をぶつける奴、地味にいやだな……


「ていうか、ここどこ?」

周りを見渡しても木ばかり、tha森見たいな感じのところだ。何か出て来そうで怖い。私は神だから死なないが痛いものは痛いのだ。痛いのは誰だって嫌である。むしろ痛いのが好きなのはただの変態だ。

「マジあのゴミ先輩ふざけんな、こんなとこで神さまが暮らせるわけないじゃん。私は武人じゃ無いんだよ。強く無いんだよ。むしろ弱い方の神さまなんだよ。ちっぽけな存在なんだよ。すごい神さまだったら天界で社畜してねーからマジで、独立して起業してるから。」

うだうだうだうだうだうだ……

虚しくなって来た。周りは木ばかりで話を聞いてくれそうな生物は居ない、よってどんなに一人で喋ってもとてもむなしい……寂し。

「あ!そう言えば先輩が連絡取れるようにしたって言ってたけど、どうやったんだろう?てか先輩ちゃんと私を送ってくれたのかな?あの人テキトーにやってそうだからなぁ〜」

もし上手く送れていなかったら私はここでやっていけるのだろうか?帰りは先輩が門を開けてくれるはずだが、心配になって来た。ただでさえ寂しいのにどうしてくれよう。マジ先輩許すまじ。

うだうだいろんなことを考えながら、森の中を歩く。ただ歩く、ひたすら歩く。

せーんろはつづく〜よ〜どーこまーでーも〜


自分が本格的にやばくなって来たどうしよう。

「ぉ…ぃ……ぉい…おい!さっきから読んでるだろ!止まらんか!」

「え?」

振り向くと後ろに小人見たいな奴がいる。二頭身だ。凄く二頭身だ。でもなんか声がおっさん臭い……

「声がおっさん臭いとはなんだ!失礼だぞ!」

「まさか……そのおっさん臭い声まさか!まさか!

かかかかちょ、う デ、ス、カ?」

「ああ、あのアホがやらかしてくれたからな。

たく……どうしてくれよう本当に。こんな事が上に知れたら大問題だぞ!始末書じゃ済まないぞ!

はぁ〜胃が痛い…」

……お疲れ様です。いや本当、先輩がやらかしたばっかりに、胃に穴空くんじゃ無いですかね?

「ところで穴空き課長、どうしてここに?先輩ではなかったんですか?」

「誰が穴空き課長だ!まだ空いてない!…多分…

じゃない!

なぜ俺がここにいるかだったな。

それはな、今後のお前の観察ををあいつに任せられなかったからだな。普通に考えて無理だ。普通後輩を異世界に飛ばすか?いくらウザかったとは言えあり得ないだろ、あいつ絶対邪神の血まじってるよ。ヤベェ奴だよ。」

確かに先輩はやばい奴だったな〜…っちょい待って私がウザかったって何?こんなぷりちーな後輩そう居ないでしょ、全くもって心外だ。

「っで、アイツに任せられないから俺がお前のサポート兼観察に周る事になったわけだ。」

「?でもどうやってコッチ来たんですか?普通神さま来れないですよね?(私は特殊である)」

「ああ、当然ルール違反だし、それに向こうでもやらなきゃいけない仕事は山のようにあるからな。だから体割って来た。」

へ〜体割って来たんですね〜痛そう〜

じゃない!!

「体割って来たってどういう事ですか?!」

「正確には神核の一部をコッチに送っただけだ。だから力は全く無い状態だ。ホラ二頭身になってるだろう。これは本来の体を維持し続けるだけのエネルギーも無いと言う事だ。いわゆるエコモードだな。こんな状態なら流石に神とは呼べない。頑張っても神の使徒くらいだ、安心しろ。」

エコモードがこれって…あんま可愛くないな。小人なのに声おっさんだし、ヒゲ付いてる。どことなく課長っぽい…それに使徒ならもっと可愛くか強そうにしないといけない気がする。

「そんな事よりも早くここを移動するぞ、アイツが無理やり送ったせいでお前の神核が不安定になってるんだ。もしこんなとこで怪我したら神核が漏れ出るぞ。」

え!なにそれ!神核が漏れ出るってヤバそうじゃん!聞くだけでヤバそうなのわかるよ、ちゃんと送ってよ先輩!どうしてくれる!

「神核が漏れ出たらどうなるんデスカ。。。。」

「お前自体に変化はない、お前は元々神だからなよほどの事がない限り消えない、多少貧血に似た症状が出るだけだ。しかし、もしその漏れ出た神核をこの世界の生物が触れたら、どうなるかわからん。最悪、祟り神だな。だから気おつけろよ。

だが、ま、安心しろ。一週間もたてば神核も安定する、それまでの辛抱だ。」

そうなのか、それならいいの?か?

けれどうだうだ考えても仕方がない。最悪、全て先輩のせいにしよう、そうしよう!

「それよりも早く街に行くぞ。森の中で動物に襲われて怪我をするより、街の宿屋で引きこもっていた方が安心だ。」

その通りだ。何が出て来るかわからないとこには長居は御無用。さっさと移動しよう、もう一人じゃないし!全然寂しくないし!ま、一人でも平気だったけどね!




そうして私たちは街へと向かうのであった。

「ところで街はどっちにあるんすか?」

「知らん」

「「え?」」


神核…神さまを形作るエネルギーのようなもの。

これによって神さまは生きていると言える



こんな設定です!

読んでいただきありがとうございました!

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