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プロローグ

 最近のアニメや小説は異世界に行く話ばっかりで、俺はもううんざりしてるぜ!

 心の中でさえ、そんな感じのスタンスをとりつつも、結局のところそういった話が好きな自分がいるわけです、はい。

 中高生ならともかく、30も半ばになったおっさんがそういった話を好き好んで見るのはどうかと思うし、もちろん恥ずかしくて、アニメや漫画を見ています!なんて、恥の文化を重んじる日本人としては、とてもではないけど人前では言えないわけです。

 でもちょっと言ってみたいから、自分のことを誰も知らないこんな場所でカミングアウトをしてみたり。

 まぁ、そういう話をする友達自体いなかったりするわけなんですけどね。

 

 結局のところ、今の自分の境遇に不満があるんでしょう。自分のことが嫌いで、変わりたい、やりなおしたい。そういう思いがあって、ある種逃避的にそういった物語に傾倒する。


 年齢が34歳、彼女いない歴=年齢で、童貞。

 顔の造りは非常に残念な感じで、身長が165センチ、体重が80キロのチビデブ。

 定職にはついているものの薄給で、ギャンブル好きが高じて借金が200万あって貯金が0。

 一人暮らししているが自炊はしないし、掃除もほとんどしないので部屋も常に散らかっている。

 大雑把な性格といえば聞こえはいいが、だらしなくて何をやっても長続きしない。

 

 こうして書いてみると、自分がいかに残念な人間かよくわかる。そんななわけで、俺が異世界にいってやり直したい!と心の中くらいで思っても許される気もしませんか?まぁ誰に許しを請うわけでもないんですけど。


 しかも、こんな自分でも可愛い彼女がほしかったり、結婚して子供がほしいとか思ったりしているところが手に負えない。

 

 これは、そんな腐ったおっさんの独白です。


 もしかしたら見ていて楽しいことは何一つない、こんなおっさんが頑張ったって結局何一つ変わらなかった。と、そんな結末の話かもしれません。


 それでもよかったらお付き合いください。


 


 

 

 

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