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理の極み  作者: 沢井 淳
三章 帰還した者
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三章 帰還した者 2

 急がねばならない。

 祐太朗が取った選択は、早期撤退だ。

 元々一泊二日の予定であり、今日帰ることは不自然ではない。ただ帰る方法が常識から逸脱している点と、気付かれぬうちに帰るという二点が違うだけだ。

 とにかく、この場に留まり続けるのは不利だ。

 祖母のお見合い話以上の面倒が降りかかる、可能性は高い。特に伯父や伯母絡みの、遺産相続問題など来ようものなら、泥沼化は避けられない。こっちは放棄する気満々なのだが、向こうは納得しないのだ。

 実家にいた頃、親戚からの電話で言い争う親の姿を見ていた。いやでも聞こえてくる声から推測するに、金に目が眩んだ者は、他人も自分と同じ選択を取ると思い込んでいる節がある。信じられないのだろう。まだ幾ばくかの金を要求したほうが、納得しやすいのだろうが。そうなると、金の亡者どもと向き合うことになる。

 ごめんだね。そんなの。

 逃げ出したい。

 思いは一つだ。

 しかし逃げ出すには、諸々の問題を片付けねばならなかった。

 まず、六郎の『遺産』という名の粗大ゴミ。

 捨てるのは簡単だ。

 放置するのも簡単だ。

 でも、どちらもできない。

 あきらかにゴミと言えるものであっても、あの叔父の物なのだ。

 祐太朗の前に選択肢はなかった。

 持って帰る。

 または一時的に補完する場所に預ける。

 昨日は段ボールに囲まれながら、夜半まで極神大全を読み漁り、ある程度の結論には到達していた。すでに実験は済ませ、あとは本格的に呪術の力を解放すれば、時空の歪み内に作り上げた空間に転送される仕組みになっている。

 ただ不安はある。

 本当に安定している空間なのか。そもそも、そんなものが存在するのか。疑念は絶えずついて回るが、今は成功を願うことしかできない。

 もう、時間もないし。

 時刻は午後二時を回ろうとしている。

 お見合いを途中で逃げ出した祐太朗は自室へ直行し、スーツを脱ぎ捨て、元のみすぼらしい灰色のシャツにジーパンへ着替えると、即行で叔父の部屋へ駆け込み、昨日の続きを試し続けた。

 物の出し入れが出来ることも実験し、呪術も確認し終えた今、あとは締めの呪文を唱えれば、目の前にあるすべての段ボールは消え去る。

「これで一つめが」

 片付く。

「次は」

 意識が行くのは、見合いの件だ。

 結果はまだ出ていない。

 いや。

 結果を出すのは祐太朗自身。

 答えはすでに決まっている、破談だ。それを祖母に告げるのは、まだ早い。タイミングは夕方、この館を出て行く直前がいい。

 もしくは。

「唱えたあと、かな」

 それだけ、早く姿を眩ませたい。

 真美子は別荘へ戻っているだろうが、破談後に取る行動は予測不能だ。なら最悪の展開を考えて行動しなくてはならない。

 あきらかに、真美子は異常なのだから。

 敵意はないんだが。

 あのとき。

 真美子は欺いた。

『大人であれば、誰でも隠し事はありますよ』

 常識的な回答だ。

 しかしそれが最後だった。

 事実に心が囚われている最中、邪魔が入った。

 祖父の大徳が庭園から声を掛けてきたのだ。

 何気なさを装っていたが様子を見に来たのは見え見え、だが彼の登場は停滞しつつあった場を動かすにはちょうど良く、祐太朗にとっては助け船そのものだった。

 逃げよう。

 心を決め、祖父を交えて何気ない会話を数回こなしたあと、隙を見計らって祐太朗は『叔父の遺品を片付ける』という理由を上げて否応なく逃げ出したのだ。

 真実を知るには、背負うものが多すぎた。

 今、本当に必要なのは真美子の謎ではないのだ。

 すべては叔父が帰ってきて、はじまる。

「急ぐぞ」

 自ら促し、極神大全を手にした祐太朗は、うずたかい段ボールの山を睨んで呪文を唱えた。


  ◇◇◇


 何度も確認した。

 尾行はないはずだ。

 探索の呪文すら使用し、半径百メートル圏内に一メートル以上の生物は感知されなかった。

 大丈夫。

 少し息を切らせたが、永続的な体調維持能力が働き、身体的な疲労は瞬く間に消え去る。

 だが心は、そう簡単にはいかない。

 極神大全に精神面の対策はあったが、祐太朗は未だ使用はしていない。心にまで力の作用が及ぶと、本当の心がわからなくなる気がするのだ。

 だから今。

 祐太朗は恐怖に怯えている。

 それでもこの場から逃げるわけにはいかなかった。

 あの墓地だ。

 死者が帰還する場所。

 叔父を迎えねばならない。

 しかしまだ陽は高く、帰還には三時間ほど早い。

 急いだ結果、予定は大幅に狂っている。

 手を打つしかない。

 すべては逃げるためだ。

 空知の土地から、強引な祖母から、そして不気味な真美子から。

「やるぞ」

 脳裏を過ぎる様々な思いを振り払い、片膝を着き、右手を大地に添えて短い呪文を唱えた。

 結果は徐々に現れてくる。

 周りの空気が湿り、蒸し暑さが増していく。

 来る。

 見渡すと、辺り一面がもぞもぞと蠢きはじめる。

 土地が動く、そう見えるほど動きが顕著になり、地中から虫がはい出し、草が芽を吹き、早送りのように伸びていく。

 唱えたのは生命活性化の呪文。

 普段の使用方法とは違うが、そのまま土地に効果を発揮させると、一気に土地の息吹が活性化していく。

 だが、この地には別の呪文が掛かっている。

 鬱陶しいほどに生えた雑草も、飛び跳ねていた虫たちの大群も、一分後には枯れはじめ、虫たちも姿を消してしまう。

 吸い取られたのだ。

 生命の源を。

 これで時間が短縮される。

 死人帰還の項目にあった注釈付きの非常手段だ。元々使う気はなかったが、急ぐために祐太朗はあえて実行を選択した。

「あとには」

 決して戻れない。

 結果が来るのだ。

 良心の呵責に苦しんだはずの結果が。

 命を冒涜した結果が。

 ゆっくりと祐太朗の前に現れようとしていた。

 そよぐ風に混じって、異質な音色が聞こえはじめる。

 こいつは……。

 聞こえるはずのない音を、強化された聴覚が拾う。

 枯れきった土地が、たった一つの鼓動を鳴らしているのだ。

「第二の、誕生だ」

 つぶやきながら立ち上がった祐太朗は、枯れ草の土地に焦点を合わせたまま三歩下がった、ときだ。

 唐突に枯れ草が動いた。

 下から突き上げられるかのように。

 一回、二回と地中から衝撃が走る。

 帰ってくる。

 あの叔父が。

 恐怖と期待と好奇心がない交ぜ状態で呆然と立ちつくすなか、なにかが枯れ草を突き破った。

 白い。

 真っ白な腕だ。

 広げられた五指は波打つように蠢き、次第に力を込めて握られていく。

 これが。

 死者帰還。

 あれが。

 叔父。

 視覚からの情報を吟味するも、祐太朗はすぐに眉をひそませた。

 それがなんであるか。

 わからぬまま、もう一本、左腕が地中から突き出てくる。

「え?」

 小さく口にしたと同時だった。

 祐太朗は目を見開き、一気に飛び退いた。

 直後、枯れた土地に無数の亀裂が走り、噴火の如く地中から爆炎が巻き上がる。

 爆音が轟き、熱風が押し寄せる。

 一足遅れていれば炎に炙られたのは確実。それでも爆風に身体を弄ばされ、祐太朗は杉林の斜面まで吹っ飛び、転がり落ちて幹に背中をぶつけてしまう。

 声にならない呻きを上げるも、即座に立ち上がった。

 林の先、忘れ去られた墓場があった場所を見上げると、赤々と燃え上がった炎が辺りへ侵食しはじめていた。

 あきらかに。

 あり得ない。

「あれは」

 呪術だ。呪術の炎だ。

 そこから導きられる事実は、たった一つしかなかった。

 しかし理性が、疑う心がノーだと吠える。

 もう祐太朗自身も気付いている。

 迫り来る事実。

 取り返しのつかない、巨大すぎる誤算。

「罠だ」

 自然とうめく最中、状況は動いた。

 見上げた先で、赤々とした炎を背にして人が現れた。

 白く、漆黒な者。

 一目見て、美しいと感じた。

 そしてこの事実に心が止まった。

 女だ。

 長く、腰まである黒髪が熱風に踊る。

 白い肌が、赤々と照らされる。

 胸にはふくよかな膨らみと薄いピンクの蕾があり、細いながら肉感的な足の付け根には薄い陰りが見える。

 女は全裸だった。

 なのに羞恥心もなく、ただ棒立ちのまま蒼い瞳が祐太朗を睨んでいる。

「どうして」

 わかっているはずなのに、目の前で起こっている事実の先にいる者へ問いかけてしまう。

 だが答えはない。

 代わりに身体が動いた。

 危険だと、なにかが察知した。

 強化された筋肉が瞬時に反応し、右へ一歩飛んだ直後、赤い閃光が走る。

 こんなのって。

 攻撃だ。

 女の目が怪しく光ったと同時に二つの光線が走り、後方で爆音が轟く。

 しかし後ろを見る余裕はない。

 ただ一点、女の一挙手一投足に全神経を集中しなくてはならず、肝心の相手は避けられたことにだろうか、小首を傾げてじっと祐太朗を見ていた。

 どうする。

 一瞬迷うも、選択は一つしかない。

 逃げる。

 今の状態で闘う選択はあり得ない。あの攻撃を見たあとでは尚更だ。勝てる見込みなどこれっぽちもなければ、元来喧嘩すらしたことない、逃げの一手だったのだから。

 くそ! もっと早くに手を。

 想定はしていたのに、まだ大丈夫だろうと甘い読みがあった。

 悔やまれるが、事態はどうにもならない。

 現に敵は目の前に立ちはだかり、ゆっくりと彼女の両手が上がっていく。しかも口元はせわしなく動いている。あきらかに呪文詠唱であり、次の攻撃がはじまることを示唆していた。

 逃げねば。

 女の周りから波動を感じる。

 空気が震え、目に見えぬ圧力が高まっていく。

「やばい」

 口を突くほどに危機感が高まり、逃げることが絶望的であると本能が悟る。それだけの圧迫が存在するのだ。

 どうするんだ!

 焦りが苛立ちを呼び、視線をところ構わず飛ばした、そのとき。

 ふっとかき消えた。

 重苦しい圧力から解かれ、一瞬の静寂が訪れる。

 なにが。

 答えが出る前に目は女を追う。

 両手を天に掲げたまま動きを止めた女は、ゆっくりと前のめりに倒れていく。

 なんだ?

 状況へ問いかけると同時に、直感が口を突く。

「自滅」

 帰還後がどれほどの体力を有しているのか定かではないが、万全でないのは確かだ。帰還そのものに全生命力が注がれているのだから。そんな状態で強力な術を二発も使用すれば、気を失うのも当然だった。

 チャンスだ。

 逃げるにしろ。

 再度、死の世界へ送り返すにしろ。

 絶好のチャンス。

「わかってる」

 己に言い聞かせるようにつぶやいた祐太朗は、ゆっくり歩を進めた。

 逃げるのではなく。

 前へ。

 斜面を登り、倒れた全裸の女を見下ろす。

 殺せば楽になる。

「わかってる」

 元々死者だ。敵だ。死して当然なのだ。

「わかって」

 心の声に眉をひそませつつ、祐太朗は黙り込んだ。

 数回息を整え、そっと片膝を着いて右手を彼女の首元に添えた。

 しっとりした感触を味わいながら少し押し込む。

 肌の弾力が指を押し返すなか、血管の流れが指先から伝わってくる。

 やっぱり。

 生きている。

 生命として、人間として、目の前にあるのだ。

「ぼくには……無理だ」

 三日前までは単なる三流の大学生。

 暴力を嫌い、憎み、常に逃げていた男だ。

 そんな人間がいきなり変わることなどできはしない。まして人の命だ、虫を殺すのとは次元が違う。命は平等ではなく、重みがはっきりと違うのだから。

 ぼくには、重すぎるんだ。

 全く知らない者であっても、人と認識した時点ではっきりした。

 最後の理性が祐太朗を押し止めたのだ。

 肩を落とし、添えた右手を離して顔を上げる。

 視界の大半は炎が覆っていた。

 このままでは焼け死ぬ。

 理解した途端、炎の熱を身体中が感じはじめる。

 消さないと。

 過ぎった意志が鞄を求め、極神大全を手にした、そのとき。

 祐太朗の動きは止まった。

 視界の角に、映った。

 あり得ないはず。

 しかし心のどこかで危機感は抱いていた。

 だからこそ、驚きはすれど淡々と祐太朗はつぶやいた。

「最悪だ」

 ゆっくりと視線の先を合わせる。

 そこには。

 薄ら笑う真美子が居た。

 白黒のボーダーなワンピースに黒のスパッツ姿で、両腕を組んでの仁王立ちしている様は、あきらかに場違いで、あきらかにすべてを見下している。

 その笑顔が、証拠だ。

 彼女は、目の前で起こっている事実すら把握し、楽しんでいるに違いない。

 異常事態なのに。

 真美子は平然と声を上げた。

「ごきげんよう、祐太朗さん」

 直感が確信に変わった瞬間だった。

 どうする、祐太朗。

 足元には気絶した美しい裸体を持つ敵。

 背後には炎を巻き上げて広がりつつある山火事。

 そして近づいてくる、魅力的な異常者。

 三つの難題が脳裏を過ぎった、その時点で祐太朗は考えるのを止めた。

 なにもかも。

 張り詰めた糸が急に切れたかのように、がらっと心が変わっていく。

 どうでもよくなる。

 笑いに似た衝動がこみ上げ、自然と口元が歪むと同時に祐太朗は答えた。

「ごきげんよう、真美子さん。ただこの状況は、まったくあなたに似つかわしくない。それとも、本来のあなたならぴったりですか?」

「ぴったりよ」

 間髪入れず、真美子は認めた。

 ほんと、正直だな。

 驚きを通り越して呆れるなか、さらなる言葉が紡ぎ出される。

「無理ならば。私がやりましょうか」

「なにを?」

「惚けないで」

 きっぱり言い切った真美子は、足元の女を指差す。

「これを、殺すか、殺さないか」

 選択を促す真美子は、なにも変わっていない。

 涼しい顔で聞いてくるのだ。

 だが、理性の一部が飛んだ祐太朗にしてみれば、驚くほどでもなかった。ただ疑念が過ぎった。

「真美子さんなら、できるわけ?」

「できるわよ。なんなら早速」

 屈んで手刀を作り、振りかぶっていく。

 その様を眺めていた祐太朗であったが、振り下ろされる直前に小さくつぶやいた。

「考えがある」

「なら、どうする?」

 小首を傾げる姿が微笑ましい。

 そう感じるのもつかの間、祐太朗の思考が溢れ出す。

「彼女から聞きたいことがある。彼女しか知り得ないなにかを。だから連れて帰る必要がある。でもこのままじゃ危険なんで、手は打たないといけないなぁ」

 掴んだ極神大全を取り出す、前に真美子が口を挟んだ。

「だったら急ぎましょう。まずはこれを匿う必要があるから、私の別荘へ」

「真美子さんの?」

「ほかに手はある? 連れて帰るにしても、これ、裸でしょ?」

 たしかに。

 ここは乗る方が良いだろう。

 しかし真美子への危機感、不気味さは残るどころかますます高まっている。なにせ彼女は『できる』と答えたのだから。

 異常者だ。

 ただ、祐太朗もまた同じ異常者だ。

 もう逃げられない、か。

 観念めいた思いが芽生えると共に、妙な清々しさと、高揚感が台頭してくる。

 どうやらぼくは……踏み込んだらしい。

 理性の壁が立ちはだかっていた向こうへ、甘美な世界へ。

 自然と口元が歪むなか、真美子がぐったりした白い裸体を抱き上げる。

「祐太朗さん、鼻の下が伸びてます」

「まさか」

「本当です」

 状況にそぐわない会話も普通にこなせる。

 そのことに改めて、自分が何者かに変わったと感じる。

 だからだろうか。

 自然と気遣う言葉が零れる。

「ぼくが担ぎますよ。大変でしょう」

「いいえ」

 即却下し、抱きかかえたまま軽く数歩飛び退いて振り向いた。

「私の婚約者に、他の女なんて触って欲しくありませんから」

「その話は」

「いいえ。婚約者です」

 言い切った彼女の頬は少し朱に染まっていた。

 可愛いじゃないか。

 などと思ったのもつかの間、木の弾ける音が響いた。

 やばい。

 振り向いて炎を見据え、極神大全を開く。

「放っておきなさい。もう山が動くわ」

 背後の声にいぶかしむも、彼女の言わんとしていることが祐太朗にもわかった。

 ぽつりと、頬に水滴が落ちてきたのだ。

 雨か。

 見上げると、晴れ間を侵食するように暗雲が広がろうとしていた。

 さっきまで……まさか。

 真美子を見ると、怪しげな笑みを浮かべて促した。

「急ぎましょう。私のあとをついてきてください」

 抱えた女の重さを微塵も感じさせない動きで、真美子は獣道へと飛び跳ねた。

 ほんと。もう違うんだ。

 常識の尺度を確実に捨て去り、祐太朗は一歩を踏み出す。

 新たな異常な世界へと。

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