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Paradise Sixth ―楽園適性試験―   作者: 針々
第一章 Alice in EDEN

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1/19

Stage1-1 楽園は微笑む。


『 この偽りの楽園は、約束を破り続けた人類が、次世代へ遺した罪なのだろうか。


 楽園に、ただ呑まれるだけなのか。


 それとも――。 』


======================================


「ここは…渋谷?」


周りを見渡すと、そこには見慣れたはずの大都会の景色があった。


世紀暦20××年、新時代を担う高校生への新たな試験として

仮想空間 EDENプログラムが開発された。

そして僕、京都誠心高校2年生、影原…違った一条 (いちじょう れい)もこのプログラムに参加していた。


ーーーー世紀歴20×0年4月10日 12時00分 EDENプログラム開始ーーーーーーーーーーー



(なんだろう、なんかちょっと懐かしい感じがする…)


(ていうかなんで、渋谷なんだろ?

プログラムへのログインは京都にある府庁のサーバーから行ったはず。)


「え、ここ渋谷じゃない?遊び行こうよ!」


「これワンチャン、家に帰れるんじゃね!?」


「帰りたいならログアウトすれば〜?」


周りからそんな声が聞こえてくる。


現在僕たちが参加しているのは、EDENプログラム。

VRMMO(仮想現実大規模多人数参加型ゲーム)の技術を教育分野へ応用した、全国共通の適性試験だ。

プレイヤーは政府機関が所有する、卵型VR装置《Xeno Cradle》へ入り、仮想世界へ意識を接続する。

白い殻に包まれたその装置は、人々から「未来のゆりかご」とも呼ばれていた。


EDENは Enlightenment & Development for a New Era program の略称。

昔でいう大学入学共通テストやセンター試験に近い存在だが、

進学だけでなく就職や留学の評価資料にも用いられる。

受験資格は全国の高校二年生全員。

もちろん参加は自由。


自由なのだが――


受けるだけで将来の選択肢が増える試験を、

わざわざ受けない人間はほとんどいない。

少なくとも、僕の周りでは聞いたことがなかった。


ふと、ショーウィンドウに映った自分と目が合う。

身長は170センチにあと一歩届かず、

中学時代にバスケ部へ入っていたとは思えない細身の体つき。

唯一目立つのは、少しオリーブ色がかった瞳くらいだろうか。

顔もどこか幼く、お世辞にも物語の主人公らしい見た目ではない。

……まあ、それが僕だ。



メニューウィンドウを開き、1番下までスクロールすると、確かにログアウトボタンが存在する。

試しに押してみる。すると次のポップアップが表示された。


『本当にログアウトしますか?

はい、を選択した場合試験を放棄したとみなします。』


そのポップアップを見て、あわてて「いいえ」を選択する。


(ここら辺のボタンは、あんまり興味本位で触らない方が良さそうだな……)


そんなことを考えながらメニュー画面を流し見していると、不意に視界が暗転した。

次の瞬間、目の前に大きなウィンドウが展開される。

周囲でも同時に驚きの声が上がった。

どうやら全プレイヤーに向けた一斉通知らしい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


WELCOME TO EDEN


Enlightenment & Development for a New Era program


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


EDENプログラムへようこそ。


受験者の皆様には、これより仮想教育試験を開始していただきます。


現在地:Floor 1


到達目標:Floor 12


最終目標:


第12フロア最奥に存在するボスエネミーの撃破


試験達成条件:


・各フロアの攻略


・規定課題の達成


・最終ボスの討伐


健闘を祈ります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


画面の下部には、


【RULE】


【STATUS】


【WORLD GUIDE】


という項目が並んでいた。



「……完全にゲームじゃん。」


思わずそんな感想が口から漏れる。


大学受験だの適性試験だの聞いていたから、もっと堅苦しいものを想像していた。

だが実際に始まったのは、武器とモンスターが存在するRPG世界だった。



周囲を見渡すと、興奮した様子で騒いでいる生徒も少なくない。

むしろ大半が楽しそうですらある。


かくいう僕自身も少しだけ胸が高鳴っていた。


ポップアップから目を離し、周りを見渡す。

ちらほらと見覚えのある顔がある。どうやらこの仮想空間でのアバターは本人そのままのようだ。


(まぁ、アバターの初期設定画面なんて無かったもんな…)


そんなふうに自分を納得させていると、自分を含めて周りにいるプレイヤー全てが武器と防具を身に纏っている事に気がついた。


「なんか剣持ってるんだけど笑」


「やば、ウチらめっちゃコスプレっぽくない?」


「いやもう、颯斗君チョー似合ってるわ〜、まさに勇者じゃね!?」


(さっきからやたらと声が大きくて鬱陶しさ満点のあのロン毛君は誰だったかな?確か同じクラスの、岡…岡、岡田君だったかな?)


「岡部、あんまり茶化すなって笑」

クラス1のさわやかイケメンである萩原颯斗君が答える。


(ああ、岡部君だったか。まあ名前を覚える気もあまりないんだけど。

いやそれにしても本当に元気だな、環境が変わってもいつもと変わらずウザ…、いや騒がしいのは素晴らしいと思うよ…うん。)


と、少しだけ彼の事を称賛しつつ、僕は彼らとは違う!

とひねくれ系ライトノベル主人公のような気持ちで彼らの会話に耳を傾けていた。

そして、イケメンかつ僕より博識な萩原君に、この後ちょっと嫌なことが起こればいいのに的な逆恨みをしつつ、

メニュー画面で自分の装備を確認する。


所持している武器は一つだけ、腰に装備している武器を鞘から抜いてステータスを確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーー

【ファストブレード】

武器種:ショートソード

レアリティ:Common


ATK:5

VIT:10


説明:

軽量化された片手剣。

素早い連撃に適している。

ーーーーーーーーーーーーーーーー


(ショートソードか、うーん、武器が一つだけだと比較できないけど、

初期装備だし多分弱いだろうな…

まあでも岡田君の言う通り、最初は初期装備で戦えるでしょ。)


武器のステータスを確認した後、

スキルの一覧を見てみる。


(お、スキルアタックっていうのがある、ちょっと使ってみるか。)


生徒が集まっている広場から少し離れた場所で、スキルを使用してみる。

スキルを発動すると武器が青白く光り、腕が勝手に構えをとる。


(おぉ!)


右上から左下に軌道を描く剣技「スラッシュ」

初期スキルらしく、分かりやすくていい技だ。


(威力ってどんなもんなんだろ、ていうかモンスターってどのくらいの強さなんだろ?)


その後、メニュー画面を何気なく眺めていると、ステータス欄が目に入る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Lv.1

HP 98/ 100

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


(あれ……?)


思わず見返した。


(最初からHPが減ってる……?)


ログインしたばかりなのに、おかしい。

一瞬だけ、指先が冷たくなる感覚がした。


(……いや、考えすぎだ。サービス開始あるあるの不具合だろ。)


一瞬感じた違和感を胸の奥にしまい込み、

続けて、EDENプログラムの詳細を確認しようと画面を操作していると。


「キャーッ!」


「うわっ、なんだコイツ!?」


「え、ネズミ?キモッ!」


10mほど先にいたプレイヤーが何やら騒ぎ出した。


近づいてみるとモンスターがポップアップしていた。

そのモンスターの名称は「Condemned Rat」直訳すると処刑宣告されたネズミか…


処刑宣告が何を示しているかは分からないが、通常のネズミよりも大きく、首にある傷が痛々しいモンスターだ。

挿絵(By みてみん)


あちこちから、悲鳴が聞こえる。

どうやら現れたRatは一体だけではないようだ。


「みんな落ち着いて、まずは武器を手に取るんだ!」

萩原君がリーダーシップを取り、的確な指示をみんなに出す。


「準備できた人からモンスターを囲…」


次の指示が出終わらないうちに、生徒達の傍をすり抜けてモンスターに突っ込む。


ファストブレードを利き手の右手に持ちRatの背面に回り込む。Ratの死角から剣を振り上げて、攻撃。


攻撃は命中し、Ratが短い悲鳴をあげる。その瞬間、RatのHPヒットポイントゲージが3割ほど減少した。


(チュートリアルだけあって、初期装備でもいけそうだな。)


すかさずもう一撃喰らわそうとするが、Ratはジャンプし、僕から距離を取った。

そして、Ratは深く身を沈める…


前足がアスファルトを引っ掻く。


次の瞬間――


「ギィーッ!」


弾かれたようにこちらへ飛びかかってきた。


(……まぁ、そう来るよね。)


慌てることなく剣を構える。

同時にスキルを起動。

刀身が青白く輝き、身体が自動的に動き出す。


だが、ただ発動するだけじゃ足りない。


オートモーションは剣を振るだけだ。

当てるかどうかは自分次第。

飛びかかるRatの軌道を見極める。

半歩だけ身体をずらし、

振り下ろされるスラッシュの軌道をその先へ合わせた。


「おりゃっ!」


「キーッ!」


二つの声が重なる。


閃光。


そして次の瞬間、Ratの身体が真っ二つに裂けた。


HPゲージが一気にゼロへ落ちる。


控えめな破裂音と共に、Ratは光の粒子となって消滅した。




「え……」



「今の見た?」



「一人で倒した……?」


一瞬の静寂。


その直後。


「うぉぉぉぉぉ!!」


「うぉーーーーーー!!」


「すっげ!」


回りから歓声が聞こえる。


(予想通り、初期モンスターだけあって余裕で勝てた。

コソ練(こそこそ練習)したかいがあったな(笑))


一息ついたのち、リワード画面のポップアップを確認。

どれどれ、どんな感じかな?


ーーーーーーーーーーーーーーーー

reward

・つぎはぎの皮

・ratの爪 × 2

・ratの尻尾

・コイン × 100

・称号「ファーストチャレンジャー」

   「ネズミの復讐者」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


(称号?なんだろうこれ?

ていうか、ネズミの復讐者って何?もしかしてネズミにリベンジされる系?)


同時に、視界の中央へ新たなウィンドウが現れる。


━━━━━━━━━━━━━━

LEVEL UP!


Lv.1 → Lv.2


HP 102/ 102

━━━━━━━━━━━━━━


身体を淡い光が包み込む。


(レベルアップで全回復した…。なんだったんだろ、さっきの…)


だた数字が1つ上がっただけなのに、

システムの身体が、傷一つなくなったような感覚がした。


そんなことを考えていると、萩原君が声をかけてくる。


「一条君?だよね。凄い戦いだった、こういうゲームってやったことあるの?」


学校では話した記憶はないが、

どうやら僕の苗字は知っていてくれたらしい。


クラスの人気者に認知されていたからといって、

べ、べつに全然うれしくなんてないんだからねっ!!


「いや~、たまたま上手くいっただけだよ!

 ゲームは昔ちょっとやってた程度だし!」


奥ゆかしい日本人のお手本のように謙遜してみせる。

そう、一条 玲は謙虚で品性清く、模範的な人物なのだ(自称)。


「でも本当にすごかった!」


「よく突っ込んで行けたね。」


「俺だったら絶対様子見してたわ」


「なんか学校にいるときと別人みたい。眼鏡かけてないからかな?」


「ゆーて、チュートリアルだったら普通っしょ!俺でも多分いけたべ」


僕を称賛する声の中にノイズがまじってるな…あとで岡田を消しとかなきゃ…

と、心の中の許さないノートに岡部の名前を刻みつつ、僕も少し考える。


(確かにこのモンスターは弱すぎた…、スキルアタック一回と通常攻撃一回、

今回使ったスキルはだいたい通常攻撃二回分だから、スキル無しでも三回の攻撃で倒せたことになる。

チュートリアルだからか…?)


萩原君が話しかけてきたために、取り巻きや他のクラスメイト達もわらわらと集まってきた。

みんなからの質問にのらりくらりと答えていると。

100メートルほど先にいる他校の生徒が歓声を上げている。

どうやら他のRatも次々と倒されているようだ。


(確か、あっちの高校は僕より先にratを倒していたな。)


誰が倒したのか気になり、集団の方を見ていると女の子が大勢の生徒に囲まれている。


(多分、彼女が倒したんだろうな…最初の敵を倒せたのは、別に僕だけじゃない。

全国から集まった高校生は大体二十万人。

プレイヤー中には、僕なんかよりずっと優秀な人間も大勢いるはずだ。)


見ていると、彼女もこちらに気がつき視線が合う。

目を凝らしてよくよく見てみると、とんでもなく美人な女子生徒だ!

不覚にも、思わず見惚れてしまった…

その間に、後ろからまた誰かに声を掛けられる…。


「一条君、本当に凄いね…

元々凄い人だとは思ってたけど、本当になんでも出来るんだね…。」


そう話しかけてきたのは、気弱そうな男子生徒。


彼の名前は中島 力也君、名前とは裏腹にあまり力があるタイプではない。


高校では、彼に助けられたこともあったし、助けたこともあった。


何かいいたげな表情を浮かべている彼は、

重々しく口を開く。

「あのさ、一条君。お願いなんだけど、これから一緒に行動してくれないかな?」


彼の表情から、なんとなく言いたいことは分かっていたが、どう答えるか…

言葉を探していると、近くにいた萩原君達も僕達の会話に入ってくる。


「あ、待って!俺たちも一緒に行っていいか?

 な、みんなもそれがいいだろ?」

萩原君が皆んなに問いかける。


「絶対その方がいい!」


「そうしようよ!」


「それな!颯斗まじ冴えてるわ〜」

他のメンバーは萩原君の提案に口々に同意する。


「ね、どうかな?」

多数の賛成を得た萩原君が

今度は僕に同意を求める。


ひと呼吸おき、僕が口を開く。

皆んなが僕の回答を期待を持った目で待っている。


「ごめん、他に組みたい人達がいるから君達とは組めない。」

僕は冷静かつ冷淡にそう答えた。

この試験で、誰よりも先に合流しなければならない人達がいる。


――正直、それ以外の人間のことなど、どうでもいいんだよね…――



「そ、そっか、じゃあ仕方ないね…」

萩原君は僕の想定外の答えだったのか、少し動揺した表情を見せた。

しかしさすが、人間関係のスペシャリスト。

引き際が分かっていて、あっさりと引いてくれる。


「…」

中島君は無言で地面を見ている。


「ごめんね、そういう事だから…」

そう言って僕は初期位置の広場から離れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


広場から離れて、数分歩くと地図屋という看板が目に入った。

なんとこの試験、マップが標準装備されていないのだ!(不親切設計過ぎる!)


NPCの店員から一番安いマップを買い、店を出る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Floor 1

Area Name : Alice in…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


MAPを開いた瞬間、上部にある一文が目に入った。


(Alice?アリスと聞いて思いつくのは不思議の国のアリスだけど…)


(そういえばさっきのモンスターの直訳は処刑宣告されたネズミ……

 あー、そういうことか…)



気を取り直して、マップの続きを見てみる。

初期転送位置から予想した通り、このステージは東京23区と同じエリアになっているらしい。

つまり東京23区内に現在約20万人の高校二年生がいるということになる。


(約20万人のプレイヤーに12階のステージか…、どんだけすごいサーバー使ってるんだか…)


道路脇に座り込みボーっとしていると、一件のメールが届く。


「きたきた」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


現在、池袋で他のみんなと合流。

新宿の西武新宿駅前で落ち合おう。


from:Yuu Hinata


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


実は、プログラムスタートと同時にメールを送っていたのだ。

あて先は、幼馴染兼親友でもある日向ひなた ゆう

彼らと合流しチームを組むために、中島君からの勧誘を断ったのだった。


「行先は決まったし、さっそく新宿に向かいますか!」



歩き出すと、他の高校の生徒だろうか。

数人のグループが道路脇で談笑している。


「さっきのモンスターまじやばかったね(笑)」


「まんまRPGじゃん!」


「やばい!めっちゃテンション上がってきた!」


誰も恐怖なんて感じていない。

むしろ突然始まった非日常を心から楽しんでいるようだった。

周囲でも似たような歓声があがっている。

友達同士で写真を撮る者、武器を振り回して遊ぶ者、スキルを試し撃ちして盛り上がる者。

そこにいる誰もが、この試験を壮大なアトラクションか何かだと思っていた。


いや――僕もその一人だったのかもしれない。

少なくとも、この時までは。



そして、そのグループの一人が笑いながら言った。


「勉強しなくていいし、ゲームできるしさ。これもう最高じゃね?」


「それな!」


「遊びが試験になるとか神システムだろ!」


「まさに楽園じゃん!」


周囲から笑い声が上がる。




――楽園。




その言葉だけが、不思議と胸の奥に引っかかった。


理由は分からない。


ただ、その時の僕はまだ知らなかった。

この場所が楽園ではなく、楽園を名乗った何かであることを。


そして。


その楽園が、やがて僕たちを選別し始めることを。


ーーーーーーーーーー

SYSTEM NOTICE

 


受験者総数

 215,389


有効受験者数

 215,389


脱落者数

  0


ーーーーーーーーーー

第一話「楽園は微笑む。」を読んでいただき、ありがとうございます。

本作は私が大好きな某VRMMO・デスゲーム作品から大きな影響を受けています。

中でも、物語が始まった瞬間に「続きが読みたい」と思わせる作品に強く憧れてきました。

この作品でも、読者の皆様に少しでもワクワクしていただけるよう、自分なりに全力で物語を描いていきたいと思っています。

まだまだ未熟な部分も多いと思いますが、もし少しでも続きが気になったなら、次話もお付き合いいただけると嬉しいです。

感想や評価も励みになります。

それでは、第二話でお会いしましょう。

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― 新着の感想 ―
Xの企画から来ました。 適性試験がRPG型のデスゲーム風仮想空間だという設定に引き込まれました。ひねくれ主人公・玲の心の中の毒舌ツッコミが軽快で、萩原君との賢さ対比や岡部への逆恨みが笑えます。楽しげな…
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