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第十三話

はい、祓戸です。この物語のコンセプト?は主人公(朱音)はスパイで、その世界での主人公(彰くん)に絡んでいくヒロインの一人みたいな感じなんですけど、世界での主人公(彰くん)がメインで物語を動かしている以上、

どうしても主人公(朱音)がいないとこで物語が進むことがまあまああるんですよね。


そこをどう不自然にしないようにするか………難しいです。



仕事を後輩におしつk………頼んだ朱音は学校へ来ていた。

上履きに履き替え、教室に入る。

朱音がきたのは始業の合図ギリギリだったので全員揃っている。


『さて、今日から本格的に彰くんの事を調べないとねー。

とりあえず簡単な友好関係は結んでいるからそこから攻めてみよっかー』


「おはよう朱音」


「おはよー彰くん……ってどうしたのその傷ー?」


「ああ、昨日の帰りにちょっと変な奴らに絡まれてな」


「変な奴らー?」


「ええ。全身を黒で統一してて、腕とか顔とかにNにXを重ねた刺青を入れてたわ」


「あ、瑞葵おはよー」


「ええ。おはよう。あなた、昨日と一昨日も休んでたけど………

そのクマは寝てないわね。どうせ、ロクな物食べてないでしょう?」


そう。朱音は目の下に立派なクマを拵えていた。

昨日に凛斗へ工作部門の運営権を一時的に移行させたのだが

その手続きは複雑で大量。


普段から組織以外でも活動しているので

半分くらいはいつも凛斗に運営権があったが、今回はもう半分を一時譲渡したわけだ。

凛斗は受験勉強をしながらの運営なので割と鬼畜なのだが、それに見合う給料は渡しているので問題なし。


明日は学校なので何とか徹夜で終わらした結果が立派なクマだ。

ちなみに運営権を戻す場合も同様の手順が必要となる。

朱音は半分泣きながら手続きを進めていた。


「まあ寝てないのは当たりだけどさー?ロクな物って何だよー。

ちゃんと市売品のサプリメントだぞー」


「せめてコンビニで買った弁当とかにしときなさいよ……」


「はーい……」


「なあ瑞葵」


「何よ?」


「昨日朱音が休んでたのって何でなんだ?」


「えっと………言って良いのかしら?」


「あー……まあ良いでしょ。それなりに知られてるし〜……

えっとね、ちょっと研究が良いとこまで行ったからそれを仕上げてたんだよ」


「………それって」


「ん〜?」


「危ない事……じゃないよな?」


心配するように聞く彰。

何処か焦ったような感情が瞳の奥から伺える。

朱音もまた驚いて一瞬固まった。


『ちょっとびっくりしたなー。神樂のことがバレたのかと思ったよー。

あれだね。昨日の襲われたってのが影響してるんだろうなー』


「アハハ何言ってんのさー。まぁ、確かに危ない場所でやってはいるけど〜………

問題なしだよ〜」


「危ない場所?本当に大丈夫なのか?」


訝しげに聞く彰。


「あ、探っちゃダメだよー?突き止められたらわざわざ危ない場所でやる意味ってないからさ〜」


一応、釘を刺す朱音。

別に素人の彰が探ったところで対処のしようはあるし

言い訳だっていくらでもある。


しかし面倒ではある。

危険なのは事実だし、都合が悪い。

勝手に動かれると朱音の負担が増える。


「お、おう。分かってるって………」


「何が分かってるだよー。そんな顔して……

瑞葵、監視よろしくねー?」


「もちろんよ」


「俺ってそんなに信用ないか……?」


項垂れながら言う彰。

幼馴染である瑞葵からすれば彰の信用は全く当てにならないと言う。


「そんなことよりさー?昨日襲撃にあったんだよねー?

そんな軽傷ってことは大したことなかったの?」


「まあ、強かったけど瑞葵ほどじゃないからな。

俺もそこまで弱くねぇし」


「繰上も注意しときなさいよ。コイツはこう言ってるけど2スキル保持者(ダブルホルダー)もいたのよ」


「彰くん……ホントに1スキル保持者(シングルホルダー)ー?」


「ああ、もちろん」


「本当かな〜?既存のタイプじゃ説明出来ないんだよねぇ……」


「繰上、しつこいわよ」


「おっと〜怒られちゃった。あ、もう先生来ちゃったねー。

また後で聞かせてよ〜」


朱音はフラフラした足取りで席に向かう。

恐らく、今日の授業のほとんどは寝て過ごすだろう。

教師陣は事情を知っているので注意はされない。


………八つ当たりでいつもより多く当てられるが。

そんなことより、彰はとても気になっていた事があった。


「なあ瑞葵。今日の朱音ってなんかこう……のんびりしてないか?

語尾が伸びてるし」


「突発的に学校を休んだ後は大抵こうよ。気力を使い果たしてるんでしょうね」


いかがでしたでしょうか?一種の日常回ですね今回は。

繋ぎ回とも言う。まあ物語ってこんなものだよね!気にしない気にしない!

面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。面白くなかったら容赦なく星1にでもしてください( ; ; )

またアドバイスも是非。

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