1月14日
1月14日
ボクはお酒が苦手だ。好きではいる。ただ量が飲めない。彼女はよくお酒を飲む。休日になると浴びるように。控えろと言ってもコソコソ飲むくらい好き。案の定、付き合わされるがおつまみでなんとか体に負担を減らすようにしてる。飲む前に油をとると胃が保護されるとか、乳製品を多く使うとか。本当かどうか分からないが、やらんよりはマシだ。キッチンの権限はボクにある。笑顔で美味しいと言いながら食べてくれるのが救いだが。
毎日献立を考えるというのはかなり負担だなと、暮らしてみてわかる。ボクの家はお母さんが料理をしていたのだが、苦労は経験しないと分からないなと強く思った。好き嫌いが少なかったから少しは楽だったのかもしれないが、多いとこれは地獄だな。食べ物の好き嫌いは体のためだけじゃなくて、お母さんの心の健康のためにも必要だと子どもに言いたい。自分のことだといいだろって思うかもしれないが、お母さんのためにというと少しは頑張ってくれるんじゃないか?
年末になると必ず『今年の運勢』というのがどの局でもやる。ボク自身、占いということが嫌いだし、何言ってんだって思う。未来のことなんてわかったとて今を軽視したら元も子もない。未来がわかるという果実にどうしても旨味を覚えてしまうのが人間なのかもしれないが。
大体、占いが外れても謝らないくせにたまたまあったった時だけ馬鹿騒ぎするのはどうなのか?これはある芸人さんが言っていた言葉だが強く共感した。あんなのほぼ詐欺じゃないか。
不確定、知らないということがどれだけ怖いものなのかは理解できる。未来であったり、死後の世界だったり。それを払拭するために、宗教は死後の世界を謳ったりしてる。ここで思うのは、不安に金払って何になるのかということ。生命保険とかならわかる。金という実物がくるからね。それ以外の概念的、雰囲気的なものに金を使うのはどうなのか?
夢の国価格というのも何が夢の国価格だって思う。夢の国ならタダにしろやって。どこが夢やねん。財布という現実突きつけてきてるやんって。
知らないという楽しみが1番面白いのかもしれない。映画のネタバレは起こるのに、人生のネタバレは怒らないんだ。