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褒めて生きる 8

私の部屋でババ抜き。


それが夢だった。


そしてそれが今、現実にある。



準備をして、いよいよカードを取ることになった。


まずは、友達のカードを取る。


手を伸ばした。


「しなやかだね」

「なめらかさがいいね」

「ウエーブ具合がたまらないよ」

「指先もいいよ」


褒められた。


褒められすぎた。


取ったけど、ババだった。


油断してしまった。


たぶん、誘導されたのだろう。





普通に負けた。


「ババ抜き、強すぎない?」

「大会で優勝したことがあるからね。そんなことより、また、あの、しなやかさが見たいな」


ただの、手フェチだったか。

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