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叔父恋~  作者: 夏樹
1/2

日常

処女作です


異世界モノなどの息抜き等に気軽に目を通して頂けると幸いです

感想等頂けると幸いです

side夏樹


俺の名前は兵藤冬樹(ひょうどうふゆき)24歳。携帯販売会社に勤めている何処にでも居るサラリーマンである

「ふゆに……起き…朝だよ」

月曜日の朝俺を起こす可愛らしい声と共に俺の意識が覚醒していく


「うん……おはよう春華ちゃん」


「おはよ!ふゆにい!」


とまさに天使のような魅力的な笑顔でそう返してくる彼女は天使春華(あまつかはるか)ちゃん 。今日から花のJK14歳である。


待って、言いたい事は分かる。でも警察に通報する前に聞いて欲しい


俺は決して彼女とやましい関係などではない。彼女は僕の姉の娘……つまるところオレの姪っ子にあたる


俺が19歳、春華ちゃんが9歳の時俺の姉、春華ちゃんの母親は交通事故で死んだ……父親の方も春華ちゃんが誕生した翌年に亡くなっている。俺の母親が春華ちゃんを引き取ろうかという話になったのだが俺が春華ちゃんを引き取ると名乗り出た。


それが女手一つで俺を育ててくれた母親や俺を無条件で可愛がってくれた姉への恩返しになると思ったからだ。


そして俺は母親の反対を押し切って大学を辞め今の職に就き現在に至る


俺は顔を洗い寝癖を整えてスーツに着替えリビングに向かうと姪っ子が可愛らしい笑顔を添えて包みを差し出してくる


「はい!今日のお弁当」


「ありがとう。ごめんね……毎日作るの辛いだろ?今日から高校生なんだし忙しいなら無理して作らなくても大丈夫だから」


そう、春華ちゃんはある時から料理を勉強し始め毎日僕に弁当を作ってくれている。俺に料理スキルがないのがひたすらに悔やまれる……だが彼女ももう高校生だ。色々やりたい事もあるだろうと思いそう告げると


「ダメ!そうするとふゆにいはいっつもカップラーメンとかで済ませるじゃん!そんな事してたら体壊しちゃうよ!……そ、それに好きな人にお弁当作る事は苦でもなんでも……ないし」


うん?後半は小声だったためよく聞こえなかったが僕の健康の事を考えての事らしい。全くありがたい限りである。


「分かった ありがとう……それにしても春華ちゃん顔赤いけどもしかして風邪!?」


俺はバカか!?姪の体調に気付かず無理をさせてましてや入学式に風邪をひかせるなんて……!と僕が軽くパニクっていると


「ち、違う!風邪じゃないから安心して!」


凄い勢いで首を横に振って否定していた。首を振るたびにポニーテールが顔にペチペチ当たっていた。微笑ましい

まあ、これだけ元気なら心配は杞憂だったかな?

僕が1人安堵していると


「えっと……それでさ、私のこの制服なんだけどさ…似合ってる…かな……?」


そんな事を聞いてくる。そんなの決まっている


「めちゃくちゃ似合ってるぞ。自身を持て!今の君はどんな男性も一撃で落とせるだけの魅力があるぞ」


と彼女の制服を褒め称えると彼女はまたも顔を真っ赤にして俯いてしまった。ホントに風邪じゃないよね……?


「でもふゆにいは全然意識してくれてないじゃん……ばか」


と小声で何かを呟いていたが聞こえなかった

なにやら俺の名前を呼んでいた気がするが何か変な事言ったかな……?

そんなやり取りをしていると


「あ、私そろそろ行くね!」


時計は7:30を示していた


「うん、ごめんな……入学式行けなくて」


「だからそれはもう気にしなくて良いって言ったじゃん!」


そうフォローしてくれてはいるが入学式という晴れ舞台に出席しないアホ親は居ないだろう……


「ん……そうか、いってらっしゃい」


「うん!行ってくるね!」


とびきりの笑顔を咲かせ家を出ていく姪っ子

この笑顔をもう、絶対に絶やさせないようにしよう

そう決意を新たにして今日も俺の一日が幕を開けるのである。

いかがでしょうか(汗)

圧倒的語彙力の無さが悔やまれます(泣)


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