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西方見聞録  作者: ちょこ
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上陸

初めてです。文法に変な所があるかもしれません…その時は遠慮なく言ってください。

前世でもこんなに酔ったことはない。


俺は船に揺られていた。船に乗ってもう十日になる。何回ゲロを吐いたかもう分からない。もうやだ帰りたい、帰ってお茶とお菓子を食べながらゴロゴロしたい。


「局長!!港が見えました」


やっと陸に降りたがまだ気持ち悪い。まだ船に揺られてる感じがする。

「ヴォェェェェェェ」

また吐いてしまった。

「貴様、吐く時は言えと言っただろ‼︎」

「すっ、すまない」

何でこいつらはこんなに元気なんだ?俺以外に船酔いのやつはいないのか?


俺は近藤優、優はマサルではなくユウと読む。海に行ってモリで魚を獲るとゆうことはしない。そして転生者である。俺がいる国は和と言い昔の日本みたいなところだった。最初は戦国か江戸時代かと思ったが違った。龍が飛んでいるのだ。神龍と呼ばれているが特に何かするわけでなく空の上を飛んでいる。和では守り神として崇められている。だがそれ以外には特に変わったものはなく、魔法や魔物などそういった類は存在しなかった。


「全く貴様はそれで一万の将が務まるのか‼︎」

さっきから怒っているのが一応俺の部下の峰﨑拓人。チョンマゲの好青年だ。彼は俺の部下であるにも関わらず敬語などは一切使わない。俺だけではない、この前は和の王にまでタメ口だった。だがそんな彼も内戦の時から供にいた戦友だ。剣の達人で何度か命を救われた。


そんな峰﨑と俺が所属しているのは新撰組である。和は2年前まで内戦が起きていた。俺は戦争で名をあげ自分の部隊を持つことができた。それが新撰組である。新撰組はあるドラマを見て好きになった。その為この名前にしたが、本物の新撰組には程遠い。峰﨑を新撰組の副長にしたが彼は脳筋タイプで土方とは全く違うタイプだ。そして局長である俺も本物の近藤のようにはいかずあまり部下には慕われてない。


そんな部下に慕われない俺だがなぜ一万も率いて海を渡っできたかというと華という国から召集されたからである。華は現在この世界を支配している国で、今や和も含め他の国は全て華の属国である。そのため有事の際は各国から兵が召集されるが今回は召集理由が不明である。他の国が反乱を起こしたとかそうゆう訳でもなく、現在兵を集める必要はないはずなのだが…


しばらくすると華からの使者が来た。中国風の服を着た老人だった。

「遠路はるばるよくお越しくださった。私が今回、和の皆さまを案内させて頂く張角と申します」

「新撰組副長、峰﨑拓人だ。ちなみにあっちにいるゲロ野郎が今回の和の総大将で新撰組局長の近藤優だ」

華の使者にもタメ口なのは気になるがいまは峰﨑に任せるしかない。俺はまだ気持ち悪く話ができる状況じゃない。また吐きそうだ。

「おい!いつまでそんなことをしてるんだ!これが華を攻める戦だったら上陸した時に貴様はすぐ殺されるぞ」

使者の前で華を攻めるとか言うなとツッコミを入れる気力もない。

「とっ、とにかく出発は明日にしましょう。皆様今日はゆっくりと休んでください」

どうやら聞かなかったことにしてくれたようだ。

スマホで投稿している為ふりがなの付け方が分かりません…神龍などの読みはご想像にお任せします。趣味でやるため投稿は不定期です。

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