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これは前書きです!
初めて前書き書いてみようかなと思います。
おまじないします!
ハッピーエンドになれえええええええ!!!
抱えるものは同じだった。
加えて、この場では全員が同じ人で、同じ人生を抱えていた。
だから......
『僕と君で抱えるものは同じだ、と僕は思う』
この言葉は35歳のボクの心の臓を、簡単に貫いてしまった。
希望という概念すらも、時に絶望を示してしまう。
それはボクも同じだった。
25歳のボクは、あんなにも強かなのに
15歳のこのボクは.....そんな言葉を口にできないよ。
「30歳だ......30歳で俺は全ての記憶を失った」
25歳のボクの雰囲気にあてられ、35歳のボクは静かに弱音を漏らした。
25歳のボクも静かに応える。
「20歳のときに、僕の主人格は消滅した」
えっ......。
25歳のボクは、15歳のボクに、ただ申し訳なさそうに、一瞥をくれるだけだった。
「俺は、もうどうなったっていい。『記憶を喪失した過去』を改変したいんだ」
しばらく言葉がなかった。
お互いにもう分かり合えないと、悟った寂しさが、
どうしようもなさが、深い霧のように遍満していた。
会話の果て、納得など誰もがしていなかった。
それでも割り切るしかないのなら、
割り切る強さを自分の中に見出すしかない。
「僕は『記憶を喪失する未来』のその先を信じたい」
25歳のボクは、15歳のボクを守る覚悟を強さにした。
35歳のボクは、その手にあるナイフをひたすらに強く握りしめた。
そんな光景を前にボクは、なにも動けなかった。
ボクの運命は、20歳で人格を失い、30歳で記憶を失い、42歳で悟り沈んだ大人になる。
そして、これからどうなるすらも2人に賭けられ、ボクはなにも選べなかった。
思えば、対峙していのは
自我を喪失し、記憶を引き継いだ25歳のボク。
記憶を喪失し、自我を引き継いだ35歳のボク。
ボクらはどこまでも同じものを抱えているのに、なにもかもが違っていたんだ。
そして、ボクの未来はどうしようもなく残酷だったのだ。
「あっ......」
ボクの視界で、血飛沫が舞い散った。
いざ自分vs自分の最終決戦(?)へ。
これは想定していたエンディングと変わりそうな。
がんばれ15歳のボク!
立ち上がるんだ!
ここで死んでいいはずがない!
うわあああああん!
とはいえ、この物語は15歳の昔の僕を書いているような気がして。
僕が、昔の僕の感情を忘れてしまわないうちに。
昔の僕を救いたいと同義に、辛い誰かがいたら救いたいと。
でも、人それぞれだからという現実を前に、
それでも愚かにも現実を見て、
素直に僕が思いつく限りの、
あらゆる手段を何回も。
愚かにして素直。
僕は、愚直という言葉が一番好きなんです。
━━残り2話。
////// 概略 //////
未来の自分自身と運命を奪い合うという舞台で書いています。
```
「そして私の手の中にあるこれが、あらゆる因果を断ち切るナイフでね。たとえば、これで未来の自分を殺せば、その未来に辿り着くことはなくなる。また、過去の自分を全員殺せば、今までをやり直すことができる」
```
という感じで。デスゲームが始まりました。
プロットがあるので、ストーリーと結末は決まっているのですが。
なんだか、登場人物たちが暴れまくるような。。。
小説を書くのを夜のルーティーンにしようと思います。
これから毎日少しずつでも書いていきます!
登場人物:
- ボク(15歳)<- 主人公
- 僕(25歳)
- 俺(35歳)
- 私(42歳)<- デスゲーム主催者
猫ロ眠@囚人Pの作品群をリスペクトしています。




