本文7/10
「それでも、言葉以上の深い触れ合いはこの世にない、と僕は確信している」
25歳のボクは、15歳のボクに想いを馳せていた。
かつて失ったものを今度は失わないようにと。
庇護欲と恋慕で揺蕩う気持ちは
『っ!......キミは僕のフィアンセじゃないか!』
フィアンセという言葉で綴られた。
25歳のボクは改めて思った。
言葉以上の深い触れ合いはこの世にない、と
触れたくらいで伝わることなんて
既にいっぱいキミから受け取っているから。
往々にして、友愛や恋愛のような間柄も
対話なくして成立することがないように
どんな関係においても
何かを伝えたりずに終わるのは悲しい。
「......ボクもちゃんと話し合うよ」
15歳のボクは、その意思を眼に見せた。
人は運命が決まっているとして。
いや、ある意味、運命を自ら決定づけているとして。
選択肢の狭さが窮屈さを齎すのだとして。
15歳のボクは自由だった。如何ような選択もできると思っていた。
でも、自分の大人像を見せつけられて、選択する覚悟さえも失っていた。
選択できない15歳のボクは、最大の窮屈に見舞われているのだろう。
「もういいじゃないか、もう未来は自由になった、と僕は伝えたい」
「これからはきっと良くなると、と僕は信じている」
25歳のボクは35歳のボクに語りかけていく。
「信じているなんて、お前はまるで他人事のように......軽いんだよっ!」
「軽い?......それはちがう。僕も君も同じ35歳になる」
「だからどうしたっ!」
理解し合えないとしても、
傷つけてしまうとしても、
傷つけないような言い方ができなくても、
きっと、伝えなければならない言葉がある。
「僕と君で抱えるものは同じだ、と僕は思う」
あぁ思えば、人々は等しく自分の人生を抱えていた。
理解しあおうとして、理解されなくて、理解できなくて。
抱えているものはどうも同じなのに、抱え方がこんなにも違っているみたいだ。
うぇい↑うぇい↑
予定どおり10話で終われそうな気がするっ!
不器用でも不恰好でもいいからとりあえず始めようと。
僕がこの物語をどんな形であれど、残さなければ後悔する気がした。
そう、心に響くような言葉の使い方をできていないけど、
不器用でも不恰好ながら、
なにか響いているとうれしいな、と思いながら。
あと3話!!!
////// 概略 //////
未来の自分自身と運命を奪い合うという舞台で書いています。
```
「そして私の手の中にあるこれが、あらゆる因果を断ち切るナイフでね。たとえば、これで未来の自分を殺せば、その未来に辿り着くことはなくなる。また、過去の自分を全員殺せば、今までをやり直すことができる」
```
という感じで。デスゲームが始まりました。
プロットがあるので、ストーリーと結末は決まっているのですが。
なんだか、登場人物たちが暴れまくるような。。。
小説を書くのを夜のルーティーンにしようと思います。
これから毎日少しずつでも書いていきます!
登場人物:
- ボク(15歳)<- 主人公
- 僕(25歳)
- 俺(35歳)
- 私(42歳)<- デスゲーム主催者
猫ロ眠@囚人Pの作品群をリスペクトしています。




