本文 5/10
あのような25歳や35歳、42歳のボクみたいになりたくない理由など、みんなからすれば些細なことだった。
25歳のボクは、出会って早々にフィアンセ呼びする変人だし。暴力すごいし。
35歳のボクは、気性が荒いし。怖いし。
42歳のボクは、なんか悟り切っている感じで、こんなゲームを主催するサイコパスだし。
けれどそんな理由も、些細なこと。
42歳のボクの手に握られているナイフをボクに突き刺せば、全て解決する。
主催者の言葉を反芻する。
『あらゆる因果を断ち切るナイフでね。たとえば、これで未来の自分を殺せば、その未来に辿り着くことはなくなる。また、過去の自分を全員殺せば、今までをやり直すことができる』
ボクが殺されれば、ボク以外のボクの人生もきっとより良くなるだろうから。
15年生きてきたボクのストーリーを認めるならば、
それはそれはとても粗末なもののように思う。
生まれつき自覚する才能はなく
何を成しても秀でるに至らず
意義ある目的もなくて
けれど、不平不満はありあまって
少し得意なことがあろうと非製品の劣化版で
生きている意味など疑問で
かといって終えていいほどに投げやりにもなれくて
死なないでいるよりは生き続けようと
まるで炎天下の蝋燭のように、求められてもいない火を灯すような人生。
そうして生き続きた先が、彼らみたいな姿。
「やっぱりもう大人にはなりたくないな......」
そして、そんなボクの想いは、思わぬ形で叶えられることとなる。
突如として舞い上がった鮮血はボクの頬をひたひたと濡らした。
ドタっと、膝から崩れ落ちた42歳のボクは、地面にできた血溜りに沈んだ。
35歳のボクが、42歳のボクの手にあったナイフを、音もなく奪い、そのまま喉元を引き裂いていた。
主人公になりたいと願っていた42歳のボクは、その真意を語らないままに、運命を否定された。
唐突にして突然に
薮から棒にして
棚から落ちたのものが
牡丹餅であるかどうかわからないままに
あぁボクらが、あのような42歳の悟り切った大人になる運命は無くなった。
「次はお前らだ」
ううう。。。執筆していて苦しいでござる。
主人公の思想がボクに干渉してくるでござる。
けれど、ルーティーン化するのも慣れてきた。
物語も5/10と折り返し。最後まで書き終えたいでござる。
うぇい↑うぇい↑
////// 概略 //////
未来の自分自身と運命を奪い合うという舞台で書いています。
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「そして私の手の中にあるこれが、あらゆる因果を断ち切るナイフでね。たとえば、これで未来の自分を殺せば、その未来に辿り着くことはなくなる。また、過去の自分を全員殺せば、今までをやり直すことができる」
```
という感じで。デスゲームが始まりました。
プロットがあるので、ストーリーと結末は決まっているのですが。
なんだか、登場人物たちが暴れまくるような。。。
小説を書くのを夜のルーティーンにしようと思います。
これから毎日少しずつでも書いていきます!
登場人物:
- ボク(15歳)<- 主人公
- 僕(25歳)
- 俺(35歳)
- 私(42歳)<- デスゲーム主催者
猫ロ眠@囚人Pの作品群をリスペクトしています。




