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              EP6 元、魔王の側近、敗北……。

短めです。

いつも読んでいただきありがとうございます!

 「これで買い物終わりっと」


私――――――リザ フジヤは買い物を終え、宿に向かっていた。


「クリファ様、もう宿着いてるかな? アマネとイチャイチャしてたらどうしよう……」


独り言は虚空に散った。

ふと後ろから足音がしてきた。宿への近道のため、狭い路地に入ったがこんなところに誰が……?


「気づいているのに逃げないとはなかなかやるねぇ……」


後ろからの突然の声に、驚き、すぐにグランが打てる状態で振り返った。

その時、‘‘目が合った‘‘。


「かかってくれてありがとう……エルフの可愛い商品ちゃんっ!」


相手のフードの男がそう言うと、途端、体が動かなくなった。考えることも出来ない。目の前の風景も止まったままだ。


‘‘時間が止まった‘‘


こうして、元、魔王の側近である私は、一瞬で




敗北した。




次に目覚めた場所は牢の中だった。


・・・


 リザが帰ってこない。

おかしい。あれだけ俺に甘えるのを楽しみにしていた彼女なら早く帰ってくるはずだ。


「リザ、遅いわね」


アリアも同じ気持ちらしい。


「探しに行くか?」

「そうね」


 俺たちはもう一度街に出た。彼女は魔法具を買いに出ていたはずだ。宿から一番近いは……ここか!


「エルフの子が来ませんでしたか?」

「ああ。いたよ。どうかしたかい?」

「実は…」


俺は店主(女性)に事情を説明した。


「そうかい。確かにうちの店に来てたよ。その場で着けて帰ってったね」

「どっちに帰ったか分かりますか?」

「店を出て、あそこの路地に入ったのが見えたような気がするね」

「ありがとうございます」


俺たちは店を出て、言われた路地に向かった。


「特に何もないわね」

「ああ……ん?これは!」

「どうかした?」

「間違いない。あいつの耳飾りだ」


そこにはいつもあいつがつけている耳飾りが落ちていた。俺が作った、世界に一つだけの物なので間違いない。


「ここで、何があったんだ……」

「見たみるわ」

「できるのか⁉」

「少しね……‘‘リプレッシブ‘‘!」


過去を少しだけのぞく魔法。‘‘リプレッシブ‘‘で付近を見たアリアが、真っ青な顔で言った。


「リザが連れ去られた……」

「え?」


俺は言葉が理解できなかった。

そして、体の芯から怒りが湧いてきた。


「よくも……俺の嫁を……!」


その日俺は誓った。

犯人を必ず見つけ出し、リザを助けてから、



絶対にこの世から消してやる。



と。

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