EP8 帝国襲撃 パート3
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「お待たせ」
地上に降り立った俺はとりあえず挨拶しておいた。
「……すごい…」
ヒイラがぽろっとこぼした。無理もないくら何でも派手すぎた。
「で、どこを探したんだ?」
気まずくなる前に本題に入ろう。
「え、えっと、まず帝国城に押し入って、兵士を殺して皇帝の部屋みたいなところにたどり着いたんですけどもぬけの殻で…」
「なるほど」
「そこから帝国城を隅々まで調べましたけどどこにもいないんです」
「いや、君たちはまだ探していないところがある」
「え…?」
そう。普通なら気づかず見過ごしてしまうだろう。しかし、元の世界のアニメとかで良くこういう設定があった。
「地下室。なかったのか?」
うつむいて考え込んだ状態からヒイラがはっとしたようにこちらを見上げた。
「あ!でも、そんなものどこから入れば…」
「何を言ってる?そんなの簡単だろ?」
「まさか上空から入り口が!」
「いやいや」
「じゃあどうやって」
地下室はその入り口が隠されていれば見つけるのに手間をとる。ならば、
「丸裸にする」
俺は生成を開始した。
「いったい何を…?」
「皆俺の後ろに。今からここら一帯を吹き飛ばす」
「「「「はぁ???」」」」
俺が生成しているものそれは…
「まさか、ここで使うとはな。人生なにがおきるかわからんな」
あと少し。
「よし出来た」
レールガン
この世界には電気がない。ならどうすればローレンツ力を生み出せるのかずっと考えていた。しかしふと思ったのだ。魔力ならいけるのでは?魔力を限界まで高め高速である一定の運動を起こさせることによって。疑似的にローレンツ力、つまりレールガンを再現できるのではないか。と。
そして今ぶっつけ本番ながら、試してみることにした。
まず、こっちの世界でもエネルギーの伝導率が高い銅線に魔力を流す。あとは簡単。ひたすら、魔力を高めるそして最後に、
「フル充填完了。リザ、頼む」
「了解」
合流してきたリザにグランの40倍の威力があるグランッシモを発動待ち状態で弾丸に付与してもらう。
発射準備が完了した。
「秒読みに入る。全員もう一歩さがって伏せてくれ!」
俺の呼びかけに皆うなずいて言うとおりにしてくれた。これで仲間を巻き込まずに済む。
「3、2、1!ファイヤ!」
その一瞬弾丸は音は音を置き去りにした。放たれた弾丸は凄まじい勢いで城に命中した。続いてようやく発射の爆音が鳴り響いた。補足になるが、弾丸もただの弾丸じゃない。核爆弾並みの威力がある、爆発弾である。
ドォォォォォ…!
まばゆい光と共に、一瞬にして城が蒸発した。
俺とリザ以外は皆今起きていることが理解できないようだ。唖然としている。
「見ろ。地下室だ」
そこに俺はかつて俺を殺そうとした``アイツ``と同じ目をした人間を見つけた。
「あれが皇帝…」
「はい。私たちの``最後の敵``です」




