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第二章 第二十五話

「ではまず、母様が言った通りにこの世の中の魔法は火・水・風・土 の4大元素で構成されています。というかされてきたんですよね。その今の位置付けは”火は燃やしたりなどの生活でも攻撃魔法などでも火力の役割”、”水は水に包まれることで物理的な遮蔽や癒しなどの防御の役割”、”風は風によるものを動かしたり移動などの操作の役割”、”土は土で色々なものを作り上げていく物質の変化の役割”というのが大まかなものです。そしてそれぞれの系統に魔法発現の文字列があり、魔法陣があり魔法が発現するようになってます」


 たぶん。


「なるほどー。確かにイメージ通りって感じ!」


「でもウィル、それだけじゃないんでしょ?父様から面白い話を聞いてるわよ」


 ふふ、と好奇心あるきらきらした目で母様が見つめてくる。そしてそれに釣られてオリビアも興味津々に前のめりになる。

 

 いいね!そんな目で見られたら、僕も全開でいかしていただこう!!


「父様にも言いましたが、僕はこの位置付けになぜ?と思いました。火だから燃えるから火力がある?水だから癒し?風だから動かして操作?土は物作り?なぜ?と。そして僕はもっとこの4大元素を()()()できないかと思いました。そしてそれぞれの魔法陣、文字列と分解していくごとに小文ではありますが、一定の法則をもつ文字列がわかりました。どんな法則の文字列かと言うと、”文字列は一定ではないが、ただ効果が同一な文字列”です」


「どういうこと?ウィル意味わかんないよ?」


 はいそこのオリビアさん、焦らない。


「順を追って説明するね、オリビア。小さい単語レベルの集まりなんですが、絶対にそれぞれの系統に組み込まれているいくつかの文字列を見つけたんです。それらを集めて1個1個吟味していきました。そしたらなんと火で見つけたいくつかの法則的な文字列ではエネルギーを付加する、変換する効果のある文字列がたくさん出てきました。同じく水や風や土の系統でもこれは発見され、水では物事の流れを変化、促進させる文字列。風ではある方向に対しての力、方向量を変化させる文字列。土は物質を変化させる形成の文字列が見つかりました。そしてその文字列はいろいろありましたが、色々あるのにも関わらず、効果はさっき言ったようにそれぞれの系統の土台となっている効果。これが、”文字列は一定ではないが、ただ効果が同一な文字列”という意味です。そしてこれは蛇足ですが、驚くことにこれはそれぞれの系統に限った話じゃなく、どの系統にも組み込まれているものがあったんです!それぞれの魔法は1つの系統のみではなく、ある系統を主軸に実は土台にはいろんな系統の文字列が使われていたのです!!つまり4大元素は系統であり、全て根本では魔法が共有されてるんです!!」


 そう、魔法は系統1つで限られてはないのだ。全てが繋がってできているんだ。僕はこれに行き着いた時、確かになぜ系統で区切られていると思ってしまったのか、気づいてしまえばどうということはないが、基本は魔法の構成は様々な文字列でできていることが原則であることなのになぜ見落としていたのか。目から鱗がたくさんあったね。


「え、じゃあウィルはその4大元素のさらに素みたいなものに気づいたってこと?」


「まあ、そういうことになるかしら。いいことね、()()期間が無駄じゃなかったってことかしら」


 母様が最後は聞こえないような声で呟く。確かに、いいように言えばそうなのだろうか。あの引きこもりの期間、体が鉛が強いたように重かった期間、今こうやって何かに活かすことができているっていうことは無駄じゃなかったということだろうか。 


 僕の心の過去の重圧が少しだけ和らいだ気がした。


「だからねオリビア、確かに適性はあるかもしれないけど、魔法は理解量なんだ。どれだけ深くまで理解してるかなんだ。だから僕の適正魔法は()()だったよ」


 なんでオリビアがドン引きしているの?オリビアもこちら側になるんだから

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