第二章 第二十四話 【魔法詳細】
「よし。じゃあ、魔法の話に戻していこうかしら。次は魔法の適正についてね」
「魔法の適正?」
僕は魔法はなになにに向いていて、誰々はこれがよいみたいな感じのやつはなんだか型にはめられてそうで全て流してきた。魔法の適正っていうのは左から右に受け流された1言葉である。つまり、よくわからない。
「これだけの人種がいるわけなんだけど、魔法がわかってから魔法をそれぞれの人種が使い始めるようになって、それぞれに適正があるって言うこともわかってきたわ。今さっき説明した人種で言うと、獣人族は主に身体強化の魔法、ドワーフは土系統、エルフは風系統が得意って感じかしらね。ちなみになんでだかわかる?」
なるほど。おそらく生活に影響されてみたいな感じだと思うけど、
「はいはい!」
そんなことを考えているとオリビアが元気よく手を上げる。
「はい、オリビアさん」
「今さっきドワーフは物作りとか得意って言ってたからその過程で土系統の魔法に得意になって、エルフは自然を愛してるから風を操って、獣人族はやっぱり自分の身体能力に自信があるから身体強化をよく使ってきたんじゃないかと思います!」
おぉ、オリビアさすがだなあ。自分の結論に自分の仮定をちゃんと踏まえて行き着いていることにオリビアの論理的な頭の良さが身に染みる。僕は仮定を先だてて無理やり自分の理論を押し付けて結論づけるから筋は通ってるけど結構無茶苦茶な気がするんだよなあ。でもそれは僕の愛嬌としていこう。うん。
「いいねオリビア!魔法の適正って言うのは生活などの環境によるものやそもそもの自分にとっての相性ってことね。そういう感じで魔法の適正は種族によったり、血筋によったりもするわ。でも結局、そう言った種族とかの大きな括りではやく個人的な魔法の適正というものがあることがわかったから今では個人の適性を重視するようになったの。その適性を図る魔道具だってあるわ。オリビアにもあった適性があるはずよ。でも、そうね、普通は、人それぞれに適正があるはずなの」
母様がまるで自分の言葉を自分自身で信じるように確かめるように言う?
「え?ウィルのお母さんどういうこと?」
これは・・・たぶん僕のことを言ってる気がするな。
「まあまあ母様、今は一般的な説明をしていきましょう!」
こう言う時はゴリ押しに限る!
「ま、まあ、それもそうね。いつかはオリビアも適性を調べたほうがいいわね。適性を調べるならギルドや学校、いろんなところにあるから機会があれば調べましょう。だいたい小等教育を受けれる年齢になれば適性を調べることができるからもうオリビアはいつでもできるけど、焦りは禁物ね。さあ、ここからそれぞれの魔法の属性についての詳しい話はウィル先生にご教授お願いしてもらいましょうか。ふふ、ウィルの理論をお母さんにも聞かせてね」
母様がいたずらな笑みを浮かべる。いいでしょう、母様。僕が好き勝手たどり着いた理論を説明して見せましょう!
「ウィルってそんなすごいの?聞かせて聞かせてー!」




