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(続)朝倉戦完
義景が陣頭に立ち士気が上がる朝倉軍
迎え撃つと同時に陣や隊列を
建て直しつつ柴田勢を向かえた
(数は上だ上様の来る前に終わらせる)柴田
突撃体制を取り中央の義景本陣を目指した
朝倉の新手、山崎隊と河井隊が激しく
応戦に数にまさる柴田隊も
前進が緩やかになった
騎馬の土煙が上がり朝倉の斜め後方から
迫る音が聞こえてきた
先頭に騎馬に信長に和希、明智
(目指すは義景)信長
騎馬隊一千五百
浅井制圧後に馬にて急ぎ動き
越前朝倉のもとに引き返し来たのだった
(和希手筈は)信長
(はっ一乗の朝倉景鏡、魚住景固はこちらに)和希
(他、前波吉継、富田長繁は返りまする)和希
たる朝倉戦に重臣や有力家臣を
寝返る工作もまた戦国の世なのである
信長や丹羽和希来るに前波、富田が
寝返り戦線は崩壊、義景軍は総崩れになった
山崎吉家や斉藤龍興に山崎吉延らも
討ち死にし一乗へ逃げたした
一乗へ戻り義景は鳥居景近や高橋景業と
わずかな側近で城を抜け出し越前を後にした。




