中古装備販売店『ガタガタ』
『にしても…すげー広いなココは…』
【このシサイドにはあらゆる街から人やモノが流れてくる…それにココには‘神秘的な原石’があるの、それを見に来る人がここへ来て、‘神秘的な原石’に魅了されこの町に住み着くから人が多くなり、物が多くなり、建物が増え…って感じね】
『なるほど…てか、オレも見てみたいな、その‘神秘的な原石’とやらをさ!』
【今はもう展示してないはずよ】
『そんなぁ…ま、そんなのどうでもいいか!今は取りあえずパンツとズボンだ!』
オレは適当に店に入り、
パンツとズボンを買い、履き替えた、
【よしお、今まで履いてたズボンとパンツはどうするの?】
『…捨てるよ!親父の形見というかお下がりというか、大事なパンツとズボンだけどな!手荷物になって邪魔だから捨てるよ!だってオレはこれから世界を救わなくちゃいけない勇者だからな!そんなちっちゃな事いってらんないぜ!』
【よしお…】
『それにな、オレが今かけてるメガネも親父の形見だ!パンツとズボン無くなっても、このメガネがあるから!』
【よしお…。…てか視力悪いの?】
『いや、レンズは抜いといた、だから伊達メガネさ~!』
【そっか…】
『んな事より、あとは装備品だな…そういや、マキトが、‘中古屋になら安くて良い掘り出し物がある’って言ってたな…』
【この店じゃない…??】
《安くて良いもん揃ってます!
中古装備販売店『ガタガタ』》
『………』【………】
「いらっしゃ‘ガタガタ’ませ‘ガタガタ’」
http://8134.mitemin.net/i69963/
あ…良かった…
店の名前に‘ガタガタ’なんて書いてあるから
品物が‘ガタガタ’なのかと思ったら、
店の主人が‘ガタガタ’だったのね…
「お、すまんな、電動入れ歯のスイッチ切るの忘れとったわ、ハッハッハ」
『ははは…』【ははは…】
大丈夫か…この店…つかこの店主…
電動入れ歯って、、、
どんな時必要になるんだよ…
【よしお…この店…大丈夫なのかしら…?】
『だ、大丈夫だろ、品数は豊富らしいし質も悪くなさそうだし、ただ若干1名不良品があるだけで…』
「この電動入れ歯はワシが作ったんじゃ!年をとるとモノを噛むのがめんどくさくてな!ハッハッハ!だから作ったんじゃ!だが、接客中に勝手にスイッチが入ってしまってな!それからだ!この店が‘ガタガタ’と呼ばれるようになったのは!ハッハッハ!ポチッ…ガタガタガタガタガタ」
【あ、またスイッチ入っちゃった…】
『や、やかましぃじじいだな…』
オレ達は、
電動入れ歯を装備したお爺ちゃんに絡まれ、
四苦八苦していた…。




