ジャキラスの強さと、オレの弱さ。
《貴様…誰だ…?》
『お、お、お、お、おれは…』
《おや…久しぶりだね…妖精さん…》
【ジャキラス…】
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『おーい、オレは??』
《ああ…君か…君は誰だ…?》
『オレは…勇者のよしおだ!!』
《…勇者…か…》
【ジャキラス…何故…こんな所で何をしているの!?その子を連れてってどうするつもりなの!?
】
《…お前には関係ない…》
『お、オレには関係ある!その子を離してもらう…!』
《止めておけ…》
『くそぉ…45歳、独身のオッサン、よしおをナメんなよー!』
ドガシャァッ…!!
《他愛ない…弱すぎだ…出直してこい…だが…出直した所で…無駄だ…さらばだ》
【よしお!よしお!】
オレはガラにもなくそして無謀にも魔法軍指揮官ジャキラスに立ち向かい打ちのめされた…
メリケンサックと銅の鎧では無茶だと打ちのめされた後気付いたオレ…
それよりも、
あの道具屋の子を助けてあげられなかった…
悔しい…悔しすぎる…
無力な自分に苛立ちを覚えた45歳の今日…
【よしお!よしお!】
『う…うぅ…』
【よしお!大丈夫?!血だらけよ!!】
『う…うぅ…』
血だらけ姿のオレに「大丈夫?」って聞くのはおかしいだろ…と思ったその時…
【…………】
あれ…
身体中の痛みが消えていく…
あ、
オレ死ぬんだ…
さよなら…皆
ああ、
『ん…?』
【よしお…大丈夫?】
『あ、ああ、スゴい楽になったよ!』
【良かった…】
『ルリ…!!』
妖精ルリは気を失ったみたいだ
ルリがオレに回復系魔法をかけてくれたらしい
『ルリ…』
この妖精オバサン…なかなかやるな…
オレは、気絶したルリをひとまずズボンのポケットに入れ、道具屋の夫婦に話を聞いた
『息子さん……すみませんでした…オレ…助けれやれなくて…でも何故連れてかれたんですか…?』
婦人が答えてくれた
主人はジャキラスにやられたらしく、倒れていた。
「わからないわよ…」
『で、ですよね…あ、道具欲しいんですけど?』
「出てって…!」
『あ、すみません…』
オレはひとまず道具屋を後にした
んー、
道具…どうするか…
オレはとりあえず武器屋へ向かう事にした。




