序
久しぶりの投稿が新作ですが楽しんでいただければ嬉しいです!
光と闇…。
互いが互いの存在を生み出す相対するもの…。
光が闇を作り出し闇が光を作り出す。
そしてここから話ははじまる…。
1人の青年の物語が…。
♪☆♪☆♪
ここは光の都【自由貿易都市エルデ】。
人口約5万人の中規模な都市だ。
「よし!今日も仕事頑張らなきゃ!」
気合を入れ直す鎧姿の1人の少女。
彼女の名はセレナ・マーシャル。
彼女は光の国【シュライデン】の軍隊、光の騎士団に所属している。
そして今から彼女はここ“エルデ”での見回りの仕事があるのだ。
そして彼女は街に繰り出して行った。
♪☆♪☆♪
ここはエルデから少し離れた森の中…。
1人の青年とローブを着た人物が向かい合っていた。
「…では任せましたよ、シド。」
「おう!任せとけって!」
「この任務の結果次第で我々“闇”の今後が左右されますから」
「あぁ…。わかってるよ。
だから俺は必ずあいつを助けださなきゃならねぇ!」
「では我々は本部にて待っています」
そう言い残しローブを着た人物は闇を作り出しその中へ消えていった。
そしてその青年はその背中を見ながら「絶対に…!助け出す…!」と決意を固くしていた。
「よし!そうとなればまずは腹ごしらえだ!」
そう言いシドはエルデの街の中へと向かった。
この日を境に運命は動き出す…。